事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 軽米町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 7,819人 | 現在処理区域内人口 | 2,344人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,352人 | 現在処理区域面積 | 98ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,000m³/日 | 下水管布設延長 | 22km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率について経常収支比率は100%を超えていますが、収支赤字と企業債の償還金を一般会計からの繰入金に依存している状態です。当町の使用料水準は、県内でも上位にある一方、接続率が依然として低い状況であり、更なる使用料の値上げは難しい状況です。受益者に対し一層の周知広報を図ることで接続率を向上させ、収益を確保する必要があります。③流動比率について流動比率については85.2%と100%を下回っています。企業会計初年度で、流動資産が少ないことが原因です。⑤経費回収率、⑥汚水処理原価について①で示したように、接続率が低く料金収入及び有収水量が少ないため、経費回収率は32.17%と低く、汚水処理原価についても722.70円と平均よりも非常に高い状況です。⑦施設利用率について施設の処理能力に対して、平均30.2%しか処理しておらずスペックが過大だといえます。施設の更新時には処理量に見合ったものを検討していきます。⑧水洗化率について水洗化率については57.68%と平均を大きく下回っています。今後も節水技術の向上などにより1世帯当たりの排水量がさらに減っていくことが想定されますので、接続率向上につながるよう、下水道の啓蒙普及に努めます。
老朽化の状況について
当町の施設は供用開始から19年が経過しました。法定耐用年数に到達した管きょ等はまだ無いため、状況に応じて点検し、長寿命化に努めます。電気設備や機械設備等に関しては、令和6年度に策定したストックマネジメント計画に従い、長寿命化をはかり、計画的な更新に努めます。
全体総括
類似団体と比べて、経費回収率や施設利用率が低く汚水処理原価が高い状況にあります。今後はさらに人口減少がすすみ、物価高騰の影響で営業費用の増加が見込まれるので、「軽米町下水道事業経営戦略」を基本としながら、下水道施設全体の中長期的な状態予測に基づき、経営状況の改善に努めます。施設の管理については「ストックマネジメント計画」に基づき、長寿命化をはかりながら、計画的な更新に努めます。
経営状況
収支構造
総額1.5億円
総額1.4億円