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岩手県田野畑村:漁業集落排水の経営状況(2023年度)

🏠田野畑村

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収録データの年度

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経営比較分析表(2023年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率について企業会計移行による打切り決算による影響により、見かけ上収益的収支比率が向上しているもの。実際に経営が上向いている事ではない。④企業債残高対事業規模比率について東日本大震災の復興事業により類似団体に比べて高い比率である。⑤経費回収率について類似団体の水準を上回ってはいるものの、令和元年以降、コロナ渦の影響で落ちた使用料が僅かずつ回復しつつある。今後も引き続いて経費回収率の向上に努め、経営改善を図る。⑥汚水処理原価について汚水処理原価は概ね類似団体より下回る水準で推移し、今後も良好な状態を維持するよう努める。⑦施設利用率について過疎化が進行し接続人口が減少しているため、35%程度で低い数値である。⑧水洗化率について類似団体平均値より低い数値であり、水洗化率は年々向上する傾向が、今般伸び悩んでいる。よって、継続して取組を行う必要がある。

管渠改善率

老朽化の状況について

近年、東日本大震災津波の災害復旧及び復興事業に伴い施設が新設されているが、被災を免れた地区や、既設管の再利用をしている地区は、最も古い場所で30年程度経過しているため、今後、不明水等の動向に注視しながら、適期の老朽化対策に努めたい。

全体総括

集落排水施設は水環境を守るのに、今や不可欠な施設であることから、将来にわたり継続的に維持するために、適正な使用料収入の確保及び汚水処理費の削減に努め、経営の健全化を図っていきたい。

出典: 経営比較分析表,

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