岩手県葛巻町:農業集落排水の経営状況(2022年度)
岩手県葛巻町が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、80%台で推移しており、来年度は地方債償還金のピークが見込まれるため使用料収入の確保や維持管理費の削減など経営改善に向けた取組みが必要である。④企業債残高対事業規模比率は、建設改良等の工事を実施していないため例年減少傾向にあるが、更新事業の実施が見込まれるため今後は増加する可能性がある。⑤経費回収率は、類似団体と比較すると高い数値で推移しており、昨年度と比較しても約1%高い。今後も、適切な使用料収入の確保と施設維持管理費の削減が求められる。⑥汚水処理原価は類似団体より低い数値となっているが、年々上昇傾向にあるため、維持管理費の削減、接続率の向上による有収水量を増加させるなどの経営改善が必要である。⑦施設利用率は、処理区域内の人口減少もあり、類似団体と比較すると約20%の差が生じ、低い状況が続いている。改善には「水洗化率」の向上が必須であり、水洗化率の向上に一層努める必要がある。⑧水洗化率は、町単独事業である水洗化普及支援事業を活用し、年約1%ずつ上昇傾向にあったが、令和4年度末時点の水洗化率は0.07%下がってしまった。類似団体と比較しても低い数値となっている。水洗化普及支援事業の他にも高齢者世帯下水道使用料支援事業も実施しており、更なる普及促進を図るための啓蒙活動を行う努力が必要である。
老朽化の状況について
当町の農業集落排水事業は、葛巻地区及び四日市地区の2地区となっており、葛巻地区は平成10年4月1日、四日市地区は平成13年4月1日から供用開始をしている。葛巻地区は供用開始から25年、四日市地区は22年が経過しており、処理場の機器等の修繕が必要となっている。国では、公共施設等の長寿命化、計画的な更新等の長期的な公共施設マネジメントの取組を推進するため「インフラ長寿命化基本計画」を策定し、令和2年度までに「個別施設計画」の策定を求めていた。当町では、国庫補助事業を活用し、令和元年に機能診断調査を実施し、令和2年度に最適整備構想(個別施設計画)を策定したところであり、今後は最適整備構想(個別施設計画)に基づき、計画的な更新事業を行い、施設の長寿命化を図っていく予定である。
全体総括
類似団体と比較して特に改善が必要となる部分は「⑦施設利用率」及び「⑧水洗化率」となっている。平成26年度より水洗化普及支援事業を継続して実施しており、高齢者世帯下水道使用料支援事業と併せて水洗化率の向上に努めている。今後は更なる普及促進を図るための啓蒙活動を行う努力が必要である。経営面においては、令和元年度に中長期的な経営の基本計画である経営戦略を策定した。今後は、最適整備構想(個別施設計画)に基づく更新事業や使用料の見直しの検討など、健全な経営を実施できるよう計画的に行う必要がある。また、来年度から公営企業会計が始まり、より細かく、より明らかに問題や課題が見えてくるため、更なる健全な経営を維持できるようにする必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の葛巻町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。