事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 花巻市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 96,443人 | 現在処理区域内人口 | 2,752人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,122人 | 現在処理区域面積 | 144ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,450m³/日 | 下水管布設延長 | 40km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
平成28年度より地方公営企業法を一部適用しており、効率的かつ合理的な経営を目指し、一層の経営基盤の強化を目指している。また、財政マネジメントの向上を図り、安定して経営のため収支計画を中心として経営戦略を策定している。特定環境保全公共下水道は大迫地区のみが該当しており、終末処理場を有していることから事業単独として赤字を計上している状況である。また、施設の整備を企業債に頼ってきたために、類似団体平均と比較して流動比率が低く、企業債残高対事業規模比率が高くなっており、企業債償還が経営を圧迫する大きな要因となっている。。汚水処理原価は、類似団体平均値を下回っているが、今後は人口減少に伴う使用料収入の減少も見据え、維持管理費用の削減と水洗化率の向上のためにより効果的な普及促進を行う必要がある。
老朽化の状況について
平成28年度に策定した下水道ストックマネジメント計画に基づき、施設の維持管理や長寿命化対策を実施しており、終末処理場において設備更新を行っている。また、管路施設については、腐食の恐れの大きい箇所の点検を順次実施している。なお、管路施設の更新については、法定耐用年数では2030年代に本格定期な更新時期を迎えることとなる。
全体総括
特定環境保全下水道事業は花巻市大迫地区のみが該当地区で平成11年度供用開始となっている。当該地区の水洗化人口は2,122人であるが終末処理場を有していることから事業単独としては非常に厳しい経営状況となっている。現在、終末処理場の長寿命化を実施しているが、交付金等の財源を確保しながら、より効率的、計画的に更新を行い費用に平準化を図っていく必要がある。また、公営企業会計による経営分析を行い、水洗化支援制度の周知徹底による普及促進を図り、安定した使用料収入を確保し経営の改善を目指していく。
経営状況
収支構造
総額1.7億円
総額2.0億円