事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 大船渡市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 漁業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | H1 |
| 行政区域内人口 | 33,948人 | 現在処理区域内人口 | 1,039人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 646人 | 現在処理区域面積 | 59ha |
| 晴天時現在処理能力 | 418m³/日 | 下水管布設延長 | 14km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率一般会計からの繰入金に依存しているものの、前年度と同様100%を下回っており、赤字となっている。②累積欠損金累積欠損金が発生しており、蓄積されている状態である。③流動比率100%を下回っており、1年以内に現金化できる資産で、1年以内に支払わなければならない負債を賄えていない。④企業債残高対事業規模比率一般会計の負担により、類似団体平均値よりも低い水準となっている。※令和2年度以降、全額一般会計で負担することとしており、令和3年度決算統計から一般会計負担額を反映させたため、令和3年度は0.00となっている。⑤経費回収率前年度より数値は改善したものの、100%を下回っており、汚水処理にかかる経費を使用料で回収できていない。⑥汚水処理原価前年度より数値は改善されたものの、類似団体平均値と比較し、効率的な汚水処理が行われていない。⑦施設利用率供用開始から5年が経過した崎浜地区の稼働率が低いものの、類似団体平均値と同等の水準となっている。⑧水洗化率類似団体平均値より下回っている。特に崎浜地区の水洗化率が低い。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率現在、法定耐用年数に近い資産は少ないが、不明水流入が確認され、終末処理場の処理に支障をきたしている管渠施設もあることから、令和2年度において、漁業集落排水施設機能保全計画を策定し、施設の適切な更新及び維持管理を図っている。②管渠老朽化率現在、管渠の老朽化は進んでいない。③管渠改善率管渠延長の更新は行っていない。
全体総括
漁業集落排水施設のうち、最も整備年数が経過した施設は、平成元年度から供用を開始している。崎浜地区においては、平成29年度から一部供用しており、令和元年度に管渠整備を完了している。供用区域の拡大に伴い、使用料収入の増収が見込まれるが、一般会計からの繰入金に依存しているなど、経営状況は厳しい状況の中にある。また、令和2年度に策定した漁業集落排水施設機能保全計画に基づき、老朽化施設の更新・修繕を進めることとしており、その費用に係る財源を確保する必要があることから、使用料水準の適正化と接続率向上に努めていく必要がある。今後とも漁業集落排水事業に係るトータルコストの大幅な縮減を図り、中長期的な視点に立った事業運営に努める。
経営状況
収支構造
総額5,802.6万円
総額7,626.4万円