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財政力指数の分析欄指数の変動は横ばいであるが、町民税の所得割は営業所得及び農業所得等の増、法人税割は法人収益の増による現年分の税収増となっている。また、固定資産税の償却資産は平成28年度の地方税法410条に係る課税基準額にわがまち特例分が含まれていたことにより減となっている。単年度の数値に関しては平成29年度は変動がない状況となっている(平成27年度0.220平成28年度0.223平成29年度0.223)。人口の減少や経済不況の時代背景の中、自主財源総額の大幅な底上げは困難であるが、税の滞納処分の強化や十勝市町村税滞納整理機構との連携等により、徴収率の向上に向けた取り組みを続けていく。 | 経常収支比率の分析欄町財政の弾力性を判断する経常収支比率は84.6%(平成28年度82.5%)で、対前年度比で2.1ポイント上昇した。これは町財政が昨年度より硬直化していることを示している。行財政改革の推進により財政状況の安定化を図ってきているが、普通交付税や地方消費税交付金等の経常一般財源収入は増加したものの、過疎対策事業債や緊急防災・減災事業債に係る元金償還の開始に伴う公債費の増等、経常的な支出も増加したことが大きく影響している。今後予定される大規模事業や将来的な公共施設の再配置、集約化等に備える財源確保の検討と併せて、更なる歳出の見直しを行いながら、国が示す地方財政計画の動向に注視し、効率的な行財政運営を進めていく。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄集中改革プランに基づく職員人件費の削減や公共施設の統廃合等により、平成19年度以降は類似団体平均を下回っていた。しかし、平成27年度以降はふるさと寄付金に係る感謝特典品事業の必要経費相当額(平成27年度106百万円平成28年度213百万円平成29年度376百万円)の増により、物件費が増加している。今後については、公共施設の老朽化による修繕費の増加が見込まれる等、決算額については上昇の要因は含んでいるが、新規採用職員の抑制や指定管理者制度の活用による施設維持費の削減等により経常経費の削減に努める。 | ラスパイレス指数の分析欄国の地方交付税の急激な削減に対応するため、平成14年度から職員給与の独自削減を実施しており、平成19年度は給料の削減割合がピークとなる10.0%の削減を実施した。その後、平成23年度に至るまで給料の削減を実施してきたが、削減割合の緩和や職員一律の削減を撤廃したことにより、最近では全国町村の平均を上回っている。このため、効率的な組織機構の検討と合せて給与制度の改善を図っていく。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄過去、集中改革プランに定める職員数の目標数値として、平成17年度当初全会計で206人の職員を平成22年4月で188人にすることを掲げ、早期勧奨退職制度を導入し、あわせて退職者不補充(新規採用の抑制)に取り組んできた結果、平成22年度の職員数が目標を上回る削減となり、185人となった。近年の職員数については、定年退職者が再任用を希望し、採用する実態にあること等から、平成29年度の職員は平成25年度の138人に対し6人増の144人となり、人口千人当たり職員数が上昇傾向にある。今後は、平成27年度から平成32年度までの6ヶ年を計画期間とする、第5次行財政改革大綱実施計画に定めた定数管理計画に基づき、財政規模・事務事業に見合う定員管理を推進する。 | 実質公債費比率の分析欄類似団体の平均を上回っているが、これは快適な住環境の提供を目指し、管内でいち早く取り組んできた下水道事業の建設公債費償還分に対する繰出金が多額となっていることが大きな要因となっている。しかし、これまで大型投資事業の実施に際しては、新発債の発行を抑制しながら、別に定めた公債費負担適正化計画(平成18年策定)に掲げる「平成22年度決算において地方債許可団体基準以下(実質公債費比率18%以下)」の実現を目指す取り組みを実施してきた。その結果、平成22年度において公債費負担適正化計画目標を達成した。平成29年度においては公債費充当一般財源の増、標準税収入額等の減等により比率が微増となったが、実質公債費比率は18%以下となっている。 | 将来負担比率の分析欄地方債現在高は歳入推計に合わせた事業費の抑制等により、平成14年度をピークに毎年減少しているが、平成21年度より町立病院・中学校の改築事業を実施してきたことにより、地方債現在高は平成23年度に増加に転じている。平成29年度は臨時財政対策債、利別川左岸地区国営直轄明渠排水事業に係る辺地対策事業債の発行等により、地方債現在高が増加しているが、充当可能基金の増や、交付税算入公債費に係る元利償還金の増による基準財政需要額算入見込額の増により将来負担比率が減少している。今後も引き続き、大型の投資的事業に関しては、中長期的な視点に立った財政推計を策定し、必要度による取捨選択を進めると共に、事業実施年度が単年度に集中しない様、検討し、類似団体平均を大きく上回ることがないよう努める。 |
人件費の分析欄平成23年度まで実施していた職員給与の独自一律削減を平成24年度より撤廃したが、平成24年度は人事院勧告による給料表の改定や、55歳以上基本給一律1.5%削減の実施などにより、前年度比0.4%の微増となった。平成29年度は、平成28年度と同様の給与制度となっていることから、指数の変動は横ばいとなった。人口1人当たりの決算額のうち住居手当が類似団体平均を大幅に上回っているため、これについて改善が求められる。 | 物件費の分析欄物件費に係る経常収支比率は、毎年度類似団体平均を下回っているが、公共施設の維持管理経費及び委託業務に係る労務単価の増等に伴い、物件費のうち経常的に要する経費が上昇傾向にある。物件費総額のうち経常的に要するものの決算額が平成25年度との比較では16.2%の増(77,131千円増)となっているため、行財政改革に基づく経費節減の改善が求められる。 | 扶助費の分析欄集中改革プランに基づき敬老報償費を廃止するなど、単独事業の見直しを進めてきた結果、その比率は類似団体平均を下回っており、人口1人当たりの決算額においても類似団体平均を下回っている。 | その他の分析欄その他の経常収支比率が類似団体平均を上回っている。主な要因は下水道事業の初期投資時の起債に係る元利償還金に対する繰出金であるが、既に償還のピークを越え少しずつ減少している。平成29年度においては、各特別会計(国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険事業特別会計)への繰出金及び維持補修費が増額となったが、投資及び出資金・貸付金の減額に伴い経常収支比率がほぼ横ばいとなった。 | 補助費等の分析欄病院事業の運営を平成23年10月から指定管理者による管理運営へ移行し、民間の手法を活用した効率的な経営改善を図ることで繰出金の縮減に努めている。単独で行う補助交付金について、人口1人当たりの決算額が類似団体平均を大幅に上回っているため、補助金・交付金の新設や見直しがある際は、内部組織の補助金等審査員会を開催し、交付基準を明確化した補助金交付金に基づき適正な審査・交付を行っていく。 | 公債費の分析欄公債費に関しては、普通建設事業を抑制してきた効果から、その比率及び人口1人当たりの決算額ともに類似団体平均を下回っている。平成29年度は平成25年度借入の過疎対策事業債等、平成26年度借入の緊急防災・減災事業債等の元金償還開始に伴い公債費が増となった。池田町立病院の改築(平成21~平成24)、池田町立池田中学校の改築(平成21~平成24)及び池田町学校給食センターの改築(平成26~平成28)の大型投資事業を実施してきたが、特に今後予定される投資的事業を実施する際には、計画的な実施により借入総額の抑制と年度間の平準化を図り、年度毎の将来の償還額を軽減し適正化してくことが必要である。 | 公債費以外の分析欄平成27年度までは、病院事業会計に対する繰出金(補助費等)、下水道事業会計に対する繰出金(その他)が高水準であるため、類似団体平均を若干上回っていたが、平成29年度は下水道事業会計に対する繰出金が下水道事業会計の地方債現在高の減少に伴い類似団体平均を若干下回った。病院事業会計に対する繰出金は指定管理者による効率的な管理運営により節減を図っていく。 |
議会費労働費消防費諸支出金総務費農林水産業費教育費前年度繰上充用金民生費商工費災害復旧費衛生費土木費公債費 |
目的別歳出の分析欄・総務費は、住民一人当たり294,512円となっている。平成29年度はふるさと寄付金の増に伴う基金積立金及び感謝特典品事業の必要経費相当額の増による増額となり、類似団体平均より高い状況となっている。・農林水産業費は、住民一人当たり238,981円となっており、池田町農業再生協議会産地パワーアップ計画に基づき集出荷貯蔵施設整備に対する補助事業(産地パワーアップ事業)及び池田町畜産クラスター協議会畜産クラスター計画に基づき畜産・酪農施設整備に対する補助事業(畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業)の実施等に伴う事業費の増により、類似団体平均より高い状況となっている。・土木費は、住民一人当たり131,114円となっており、千代田堰堤展望公園整備事業の実施等に伴う事業費の増により、類似団体平均より高い状況となっている。 |
人件費補助費等災害復旧事業費投資及び出資金物件費普通建設事業費失業対策事業費貸付金維持補修費普通建設事業費(うち新規整備)公債費繰出金普通建設事業費(うち更新整備)積立金前年度繰上充用金 |
性質別歳出の分析欄・平成29年度の歳出決算総額は、住民一人当たり1,239,004円となっている。主な構成項目である人件費は、住民一人当たり151,226円となっており、平成25年度から149,305円程度で推移してきており、類似団体と比較して一人当たりコストが高い状況となっている。過去に集中改革プランに定める職員数の目標数値として、早期勧奨退職制度を導入し、あわせて退職者不補充(新規採用の抑制)に取り組んできた結果、平成17年度当初全会計で206人の職員が近年は140人程度となっている。・投資及び出資金は、池田町立病院の改築(平成21~平成24)に係る病院事業会計企業債償還分出資金や中小企業融資預託金等により、類似団体と比較して大幅に高い状況となっている。・積立金は住民一人当たり118,742円となっており、類似団体と比較して一人当たりコストが高い状況となっているが、平成29年度はふるさと寄付金の増に伴い積立額が増額している。 |
基金全体(増減理由)・平成28年台風10号等災害発生に伴い財政調整基金を127百万円を取り崩した一方、ふるさと寄附金の増に伴い基金の積み立てが増となったことにより、基金全体としては143百万円の増加となった。(今後の方針)・引き続きふるさと寄附金に係る取り組みを実施し、基金を積み立てを行うと共に、財政調整基金については、中期的な見通しの基に決算剰余金及び特別交付税剰余金等を見込み予算編成を行い、最低水準の取り崩しに努める。 | 財政調整基金(増減理由)・平成28年台風10号等災害発生に伴い財政調整基金を127百万円を取り崩したことによる減少(今後の方針)・中期的な見通しの基に決算剰余金及び特別交付税剰余金等を見込み予算編成を行い、最低水準の取り崩しに努める。 | 減債基金(増減理由)・決算剰余金を131百万円積立てたことによる増加・償還のため121百万円を取り崩したことによる減少(今後の方針)・例年ルール分及び繰上償還分として、毎年度2ヵ年分を確保するよう積み立てる。 | その他特定目的基金(基金の使途)・ふるさと寄附金基金:ふるさとへの思いや池田町へのまちづくりに貢献したいとの思いのもとに送られた寄附金の一部を人口減少の抑制、産業振興その他魅力あるまちづくりを推進・子ども夢基金:子どもたちのふるさとを思う気持ちを醸成し、将来への夢を抱き育む・福祉基金:町民の福祉の向上と住みよいまちづくりを推進(増減理由)・ふるさと寄附金基金:ふるさと寄附金の増による増加・子ども夢基金:ふるさと寄附金の増による増加・福祉基金:ふるさと寄附金の増による増加(今後の方針)・ふるさと寄附金基金:人口減少の抑制、産業振興その他魅力あるまちづくりを推進するため、引き続きふるさと寄附金に係る取り組みを実施し、基金を積み立てを行う。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄当町の近年の状況として、池田町立病院の改築(平成21~平成24)、池田町立池田中学校の改築(平成21~平成24)、池田町学校給食センターの改築(平成26~平成28)の大型投資事業を実施してきており、老朽化した施設の長寿命化・更新や除却を進めている。有形固定資産減価償却率は52.8%であり、類似団体平均をやや下回っているものの、現在保有している建物や施設の半分がすでに減価償却を終えているものであることから、今後も公共施設等総合管理計画に基づき、適切に長寿命化・更新や除却を進めていく必要がある。 | 債務償還可能年数の分析欄平成29年度の債務償還可能年数は、6.8年で、類似団体平均の4.1年に比べ、長くなっている。これは、池田町立病院の改築(平成21~平成24)、池田町立池田中学校の改築(平成21~平成24)、池田町学校給食センターの改築(平成26~平成28)の大型投資事業を実施するために地方債を活用したこと等により、地方債残高が類似団体と比較して高いことが主な要因である。このことから、平成26年12月策定の第5次行財政改革大綱の確実な実行や、投資的経費に関して毎年度、投資的事業に係るヒアリングを実施し、それに基づく計画的な実施により、借入総額の抑制と平準化を図っていくこととしている。 |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析将来負担比率が類似団体と比べて高い水準にある一方、有形固定資産減価償却率は類似団体よりもやや低い水準となっている。池田町立病院や池田町学校給食センターの改築等、新たな施設の建設に係る地方債が増加する一方、老朽化した施設の除却が進んだためであると考えられる。将来負担は、今後予定される投資的事業を実施する際には、計画的な実施により借入総額の抑制と年度間の平準化を図り、年度毎の将来の償還額を軽減し適正化してくことが必要である。 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析実質公債費比率は類似団体と比較して高い水準にあるが、大型投資事業の実施の際には、財源確保等に努めたことにより近年減少傾向にある。将来負担比率についても類似団体と比較して高い水準にあるが、減債基金及びその他特定目的基金の増に係る充当可能基金の増等により、近年減少傾向にある。しかし、今後の実質公債費比率及び将来負担比率は、十勝いけだ地域医療センターや池田中学校、学校給食センターの改築事業等により発行した地方債や、平成25年度より活用している緊急防災・減債事業債、東十勝消防事務組合の解散に伴い債務承継した地方債の償還により、年々公債費が増額となっており、比率が上昇していくことが考えられるため、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。 |
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道路橋りょう・トンネル公営住宅港湾・漁港認定こども園・幼稚園・保育所学校施設児童館公民館 |
施設情報の分析欄公営住宅については、耐用年数を経過した老朽化住宅の除却を進めると同時に、「まちなか公営住宅」、「定住促進住宅」等の整備を計画的に行っていることから、有形固定資産減価償却率が低下している。ただし、一人当たりの面積が類似団体及び北海道の平均よりも高いことから、今後の人口減少社会への対応を踏まえ、適切な規模で整備していく必要がある。児童館については、すでに減価償却が終了していることから、今後は既存施設の長寿命化または施設の新設等、子育て環境へのニーズを的確に捉え、積極的に対応していく必要がある。公民館についても、施設の老朽化に伴い減価償却が進んでいることから、適切に長寿命化・更新や除却の検討を進めていく必要がある。その他の施設については、有形固定資産減価償却率、一人当たり有形固定資産額及び一人当たり面積は類似団体とほぼ同じ状況であるが、引き続き公共施設等総合管理計画等に基づき、適切に長寿命化・更新や除却を進めていく必要がある。 |
図書館体育館・プール福祉施設市民会館一般廃棄物処理施設保健センター・保健所消防施設庁舎 |
施設情報の分析欄図書館については、平成25年度に老朽化していた図書館と総合体育館を複合化したが、施設を新設したのではなく、既存の総合体育館施設内の一部を図書館としたことから、有形固定資産減価償却率が高くなっている。総合体育館については、暖房照明給湯設備更新工事(平成25・26年度)、総合体育館アリーナ床改修工事(平成26年度)、総合体育館・図書館屋上防水外壁防水更新工事(平成26・27年度)を実施し、長寿命化対策を行っている。プールについては老朽化が進んでいることから、今後施設の更新等を含め検討しているところである。庁舎については、平成26年度から平成27年度にかけて耐震化改修を実施し、長寿命化対策を行ったことから、有形固定資産減価償却率が低下している。その他の施設についても、引き続き公共施設等総合管理計画等に基づき、適切に長寿命化・更新や除却を進めていく必要がある。 |
資産合計負債合計 |
1.資産・負債の状況一般会計等においては、資産総額が前年度末から1,394百万円の減少(-2.9%)、負債は141百万円の増加(+1.3%)となった。資産の減少の要因は、資産増加要因の投資よりも減価償却が上回っていることであり、負債の増加の要因は、地方債の発行が償還を上回っていることである。固定資産の減価償却による資産額減少、地方債の増加を純資産の減少で補っている状況であるため、新規に発行する地方債を抑制する等により負債の圧縮に努める。 |
純経常行政コスト純行政コスト |
2.行政コストの状況一般会計等においては、経常費用は8,231百万円となり、前年度比1,240百万円(+17.7%)となった。そのうち、人件費等の業務費用は5,022百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は3,209百万円であり、業務費用の方が移転費用よりも多い。平成29年度の増額要因としては、移転費用のうち補助金が前年度比約1,137百万円(99.8%)の大幅な増加となっており、国営土地改良事業負担金や産地パワーアップ事業補助金、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業補助金といった多額の補助金等の費用が発生したことがあげられ、時限的な問題であるため、翌年度以降は抑制されるものと見込まれる。 |
本年度差額本年度末純資産残高本年度純資産変動額 |
3.純資産変動の状況一般会計等においては、税収等の財源(6,422百万円)が純行政コスト(7,957百万円)を下回っており、本年度差額は▲1,535百万円となり、純資産残高は1,535百万円の減少となった。主な要因は固定資産の減価償却による資産の減少である。 |
業務活動収支投資活動収支財務活動収支 |
4.資金収支の状況一般会計等においては、業務活動収支は430百万円となり、投資活動収支は▲649百万円となっている。財務活動収支については、地方債の発行額が地方債償還支出を上回ったことから、191百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から29百万円減少し、248百万円となった。しかし、行政活動に必要な資金を基金の取崩しと地方債の発行収入によって確保している状況であり、行財政改革をさらに推進する必要がある。 |
①住民一人当たり資産額(万円)②歳入額対資産比率(年)③有形固定資産減価償却率(%) |
1.資産の状況住民一人当たり資産額、歳入額対資産比率が類似団体平均値を上回っているが、将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担を軽減するため、公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の集約化・複合化を進めるなどにより、施設保有量の適正化に取り組むことが必要である。 |
④純資産比率(%)⑤将来世代負担比率(%) |
2.資産と負債の比率将来世代負担比率が類似団体平均を上回っているが、新規に発行する地方債の抑制を行うとともに、高利率の地方債の借換えを行うなど、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。 |
⑥住民一人当たり行政コスト(万円) |
3.行政コストの状況住民一人当たり行政コストが類似団体平均を上回っているが、金額が大きい減価償却費や維持補修費を含む物件費等が住民一人当たり行政コストを高くしている要因と考えられ、施設の集約化・複合化事業に着手するなど、公共施設等の適正管理に努めることにより、経費の縮減に努める。 |
⑦住民一人当たり負債額(万円)⑧基礎的財政収支(百万円) |
4.負債の状況住民一人当たり負債額は類似団体平均を上回っているが、新規に発行する地方債の抑制を行い地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。基礎的財政収支は、投資活動収支の赤字分が業務活動収支の黒字分を上回り、類似団体平均を下回っている。 |
⑨受益者負担比率(%) |
5.受益者負担の状況受益者負担比率が類似団体平均を下回っているが、公共施設等の使用料の見直しを行うとともに、行財政改革により経費の削減に努める。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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