事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 斜里町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 10,802人 | 現在処理区域内人口 | 963人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 885人 | 現在処理区域面積 | 61ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,150m³/日 | 下水管布設延長 | 14km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
「収益的収支比率」は、下水道使用料や一般会計からの繰入金等で維持管理費や地方債償還金をどの程度賄えているかを示す指標であります。特定環境保全公共下水道については、公共下水道同様、単年度の収支が赤字となっております。また、「経費回収率」は41.65%であり、使用料収入で回収すべき経費を賄えていないことが分かります。「企業債残高対事業規模比率」は、料金収入に対する企業債残高の割合であります。特定環境保全公共下水道については平成9年度から建設工事に着手し、管渠及び処理場建設後20年程度が経過し、企業債残高が料金収入を上回っていることを示しており、適正な使用料水準とすることが必要です。「施設利用率」は、他の類似団体と比較すると23.77%と低い水準であり、長引く新型コロナウイルスの影響により、観光人口の減少に伴う流入水量の減少が起因していると思われます。令和4年度に下水道使用料の改定を行い、一部改善傾向も見られますが、今後も更なる見直しや計画処理能力の適正化を検討してまいります。
老朽化の状況について
斜里町の特定環境保全公共下水道事業は、平成9年度から建設工事に着手し、供用開始後20年を経過しており、温泉観光地であるため、温泉水の流入による老朽化が著しいことから、次年度より処理場の機械・電気設備の更新を社会資本整備総合交付金を活用しながら計画的に行ってまいります。
全体総括
令和4年度に使用料水準の見直しを行いました。しかし、収益的収支比率や経費回収率からも分かるように、使用料のみでは賄いきれておらず、一般会計からの繰入金に依存している状況であり、今後も適正な使用料の見直しが迫られています。しかし、当該地区は温泉観光地であり長引く新型コロナウイルスの影響を顕著に受けているため、減収が懸念されます。
経営状況
収支構造
総額5,340.2万円
総額6,289.2万円