事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 斜里町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 10,893人 | 現在処理区域内人口 | 988人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 908人 | 現在処理区域面積 | 61ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,150m³/日 | 下水管布設延長 | 14km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
「収益的収支比率」は、下水道使用料や一般会計からの繰入金等で維持管理費や地方債償還金がどの程度賄えているかを示す指標であります。特定環境保全公共下水道については、公共下水道同様、単年度の収支が赤字となっております。また、「経費回収率」は34.2%であり、令和2年度より回復傾向であるが、使用料収入で回収すべき経費を賄えていないことが分かります。「企業債残高対事業規模比率」は、料金収入に対する企業債残高の割合であります。現在、更新工事等の投資事業は行っていないが、他の類似団体と比較しても企業債残高が料金収入を上回っていることを示しており、このことは今後考えられる本格的な更新時期までに適正な使用料水準とすることが必要になっています。「施設利用率」は、他の類似団体と比較すると22.2%と低い水準であり、処理能力が過大となっております。これは下水道事業の当初計画より、人口、流入水量ともに減少傾向にあることに起因していると思われます。このような現状を是正するため、令和4年度に料金水準の見直しを行ったが、今後も更なる見直しや計画処理能力の適正化を検討してまいります。
老朽化の状況について
斜里町の特定環境保全公共下水道事業は、平成9年度から建設工事に着手し、汚水処理対策を進めてまいりました。供用開始後20年以上が経過しており、一部設備で老朽化が見受けけられるものの本格的な更新事業までは至っておりません、しかし今後は処理場・ポンプ所の機械・電気設備は耐用年数を超過していくことから、定期的な調査、点検を継続し、事故の未然防止や経費削減に努めてまいります。
全体総括
令和4年度の使用料水準の見直しを行い3,820円/月(一般家庭の20㎥当たりの使用料)となりました。他の類似団体と比較しても平均値(3,006円/月)以上であるが、収益的収支比率や経費回収率からも分かるように、使用料のみでは賄いきれておらず、一般会計からの繰入金に依存している状況であり、今後も適正な使用料の見直しが迫られています。また、当該地区は温泉観光地であり新型コロナウイルスの影響を顕著に受け、減収が懸念されます。
経営状況
収支構造
総額5,268.0万円
総額6,059.1万円