事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 倶知安町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A7 | 行政区域内人口 | 14,970人 |
| 現在給水人口 | 14,617人 | 給水区域面積 | 5,106ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
(1)健全性について経常収支比率は100%を上回っており、累積欠損金の発生もなく、健全経営と言えます。給水収益はコロナ禍から緩やかに回復していますが、電気料をはじめ、手数料、各種資材費の高騰により比率は減少傾向にあります。また、企業債残高対給水収益比率が給水需要の増加に対応するための拡張事業のため上昇を続けており、類似団体平均値と比較すると下回ってはいるものの、健全経営を維持するための対策をしていかなければなりません。(2)効率性について給水原価は類似団体平均値を下回っており、低廉な料金で水道水を供給しておりますが、料金回収率が100%に満たなく、適切な料金収入を確保するべく料金の値上げを検討するか、厳しい経営の中であって、更なる費用の削減が可能かなどを検討し、併せて、施設利用率と有収率の上昇も目指せるよう、コロナ禍収束後の施設の稼働率、負荷率を注視し、漏水調査により漏水個所を特定、修理するなど、様々な観点から効率性の向上に努めて参ります。
老朽化の状況について
本町の水道管路は、昭和40年代後半に大量に整備したものが更新時期を迎えており、管路の老朽化は上昇傾向となっております。令和4年度においては、老朽管の更新を増加させたことにより管路更新率は上昇しておりますが、経年化率を減少させるまでは至っておりません。今後は、基幹管路及び重要幹線ルートから優先的に耐震管路へ更新し、管路経年化率の減少と管路更新率の向上に取り組んで参ります。
全体総括
現時点では、経営の効率性、財務の健全性は概ね確保されているといえます。しかし、本町においては、現在、急激なリゾート開発が進行中であり、新型コロナウイルス感染症の影響により給水収益が減少している中、水需要の増加に対応するための拡張事業を進めており、厳しい事業運営を迫られております。新型コロナウイルス感染症の終息とともに、拡張工事による料金収益の増加がある程度見込めると思われるが、経常収支比率や給水原価、有収率を注視しつつ、施設の増設、更新を適切に取り進め、以て安定供給の継続に努めたい。
経営状況
収支構造
総額3.1億円
総額3.0億円