経営の健全性・効率性について
熊本地震からの復旧は進んでいるものの分析結果にも反映される給水人口の減少等多くの課題を抱えている状況である。今回の分析結果による変動の主な事由は以下のとおりである。収益的収支比率については、地方債償還金額の増に起因するものである。企業債残高対給水収益比率については、災害復旧事業等に伴う企業債借り入れに起因するものである。
老朽化の状況について
熊本地震からの復旧に併せて更新しているが、多くの施設が耐用年数を超過しており、施設への影響を考慮し計画的な更新を進める。
全体総括
平成30年度中に熊本地震で被災した施設の復旧を計画していたが、令和2年度での復旧完了を見込む。人口減少等多くの課題を抱えているが現有施設の更新需要を見据え、令和3年度末までの経営戦略の策定を目指す。