経営の健全性・効率性について
●収益的収支比率,企業債残高対事業規模比率平成28年度は,収益的収支比率が約93%程度であり,企業債残高対事業規模比率は,企業債残高が減少するに伴い平均値を下回った。引き続き経営の健全化に努める。●経費回収率,汚水処理原価平成28年度の,経費回収率は汚水処理費用が増加したため,昨年度に比べ約1.4ポイント低くなった。汚水処理原価は昨年度並みである。今後,浄化槽の更新時期が一斉に到来するため,計画的に修繕・更新を進め,経常経費の節減と適正な経費回収に努める。●施設利用率,水洗化率施設利用率や水洗化率は平均値に比べ高い数値にある。
老朽化の状況について
平成4年に設置したものが一番古く,今後,一斉に更新時期が到来するため,ストックマネジメント計画の導入により計画的な更新に努める。
全体総括
今後,人口減少により使用料収入の減少や更新費用の増加が見込まれるため,経常経費の節減に努め,計画的な更新を進めていく必要がある。