経営の健全性・効率性について
収益的収支比率については100%を維持しているが、経費回収率が100%に達していないため、改善が必要となっている。汚水処理原価・施設利用率については前年度同様にそれぞれ類似団体平均を下回っており、良好な結果を示している。④の比率は0%となっているが、、企業債に対する一般会計からの繰入が拡大しているためである。水洗化率が平均を大きく下回っている要因としては、個別排水処理事業は農業集落排水事業の補完的事業とされているため、処理区域が同一で、区域内人口の分母が大きくなり平均を大きく下回る値となっている。
老朽化の状況について
合併浄化槽による処理方式のため、管渠は整備しておらず改善率は発生していない。各電気設備については保守点検を実施し、適時交換などの対応を行っている。
全体総括
各戸に整備した設備に老朽化による修繕や交換が発生しているが、今後も適切な設備管理と費用抑制に努めていく。