経営の健全性・効率性について
①収益的収支率については、料金収入等の収益で、維持管理費等の費用をどの程度賄えているかを表す指標であり、当町は59%に位置し、経営が厳しい状況を示している。安定した使用料収入を図るためにも、下水道接続の推進活動に努める。⑤経費回収率は100%未満であることから、一般会計からの繰入金により賄われていることを示しているが、類似団体平均値と比べれると高い回収率である、今後も適正な維持管理に努める。⑥汚水処理原価は、類似団体平均値と比較して低い数値であることから、今後も適正な維持管理に努める。⑧水洗化率は、類似団体平均値と比較して低い数値であるため、さらなる普及促進に努める。
老朽化の状況について
③管渠改善率は、平成29年度修繕により、上昇しました。今後も、長寿命化計画に基づく適正な更新・維持管理を行う。
全体総括
経営の健全性に向けて、さらなる維持管理の効率化による経費削減、水洗化率の向上に努める必要がある。また、今後、施設の老朽化に伴い更新事業が増加することを踏まえると、更新に係る費用と経営状況を正確に把握し、計画的な施設の更新を行う必要があるため、進捗管理を適切に実施し、経営戦略の事後検証及び更新を行っていく。