経営の健全性・効率性について
本年度からの新規事業である。需要家数も少なく事業規模も小さい為、収益も少ない。経常収支比率については黒字を示す100%以上となっているが、一般会計からの繰入により安定経営を行っている。経費回収率については平均値は上回っているが、58.92%と低い状況である。移管された既存浄化槽の管理業務が主なため、企業債借入等は無く、清掃や修繕業務等の維持管理を行っている。
老朽化の状況について
現在は、浄化槽に更新等が必要な老朽化は見られない。今後ブロワー等の修繕等が発生した場合は、対応していく。
全体総括
下水道の未整備地区において本年度開始した事業であり、効率的な生活雑排水等の処理を目的として実施した。浄化槽の整備時期が集中している為、修繕及び更新時期についても重なることが予想される。事業規模が小さく収益の増加は見込めないが、今後は包括民間委託に含めることも検討し、より効率的な維持管理に努めていく。