収益等の状況について
①【収益的収支比率】平成26年10月より日帰り入浴施設として営業を再開。平成28年に高数値になっているのは沿岸部交流人口拡大モデル補助金の繰入が大きくなったためである。平成29年冬より全館休館し大幅改修工事中であり平成30年春より指定管理事業者の(株)ホテル佐勘が運営を行う予定である。②【他会計補助金比率】平成28年の高数値は前述①の理由。③【宿泊者一人当たりの他会計補助金額】宿泊は営業していなかったため該当数値なし。④【定員稼働率】宿泊提供はしていなかったため該当数値なし。⑤【売上高人件費比率】26年より職員を配置し営業を再開。増加傾向であったのは26年27年28年とも正職員配置の数を増やしたため増加となった。⑥【売上高GOP比率】震災後入浴単価を500円(震災前:800円)としたこともあり営業収益により営業費用全ては賄えずに数値の通りとなった。⑦【EBITDA】収益の成長等も検討し、佐勘が平成30年春より運営を行うこととなるため、今後更なる収益性を期待する。
資産等の状況について
⑧【有形固定資産減価償却率】該当数値なし⑨【施設の資産価値】固定資産台帳記載額は948,150千円。温泉休養施設として構造が特化しているため、用途転換等は難しいと思われる。⑩【設備投資見込み額】現在は県補助金の沿岸部交流人工拡大モデル施設整備事業分の額を記載している。その後の設備投資については現在は未定である。⑪【累積欠損金比率】該当数値なし⑫【企業債残高対料金収入比率】該当数値なし
利用の状況について
⑬施設と周辺地域の宿泊客数動向該当数値なし
全体総括
平成29年度より、指定管理事業者として(株)ホテル佐勘を決定したが、改修工事等や運営引継ぎのため、4月から12月は亘理町と事業者の共同により運営を行った。その間9月14日から12月10日の間、佐勘がレストラン運営を行い、郷土料理の「はらこ飯」の提供が行われた。12月11日からは全館休館し改修工事等を行い、4月からはリニューアルされた施設を、指定管理事業者のみにより運営する予定である。なお、それにあたり宿泊提供も再開し、各種サービス料金等も改訂予定である。民間の力を活用し施設運営することでサービスを向上、観光誘客や交流人口の拡大を図り、それによる効果を町全体に波及させるべく平成30年4月から新たな体制による運営が行われる。