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収集されたデータの年度

2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度

指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2020年度)

財政力

財政力指数の分析欄

令和2年度は、前年度とより0.01ポイント増の0.33となり、類似団体4団体中4番目となった。町税にあっては、給与所得の増加による町民税の増、償却資産の増による固定資産税の増に加え、徴収専門職員の設置や夜間・休日窓口の開設により増収を図っているところであり、徴収率は前年度より0.2ポイント増の97.1%となっている。また、歳出抑制のため、物件費や補助費の徹底的な見直しを行い、行政の効率化に努めることで財政の健全化を図る。

類似団体内順位:4/4

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

令和2年度は、前年度より1.9ポイント減の89.8%となり、類似団体4団体中2番目となった。前年度より比率が減少したが、依然として高い比率となっていることから、特に高い比率となっている補助費については、病院事業会計の経営改善や補助事業の抜本的見直しを推進し、硬直した財政構造の解消を目指す。

類似団体内順位:2/4

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和2年度は、類似団体平均を下回る204,678円となり、類似団体4団体中3番目となった。人件費については、定員管理計画に基づき、行政組織改編計画による効率的な行政運営の推進と人件費適正化計画による給与制度の適正化を推進することにより抑制を図る。物件費及び維持補修費については、新財政計画に基づき抑制を図るとともに、公共施設等維持管理計画に基づいた施設の休止・統合等の整理を行い、経費の抑制を図る。

類似団体内順位:3/4

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

令和2年度は、前年度より0.1ポイント減の95.4%ととなり、類似団体4団体中1番目となった。類似団体平均、全国町村平均を上回る指数となっている。今後においても引き続き国公準拠を基本とした給与適正化と人件費抑制に努める。

類似団体内順位:1/4

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

令和2年度は、前年度より0.1人減の10.47人となり、前年度と変わらず類似団体4団体(前年度は5団体)中3番目となった。組織の統廃合によるスリム化を進め、事務処理体制の合理化を図るとともに、定員管理計画に基づく定年退職・早期退職などの欠員不補充や民間委託の推進、電子化の推進による人員の削減に努める。

類似団体内順位:3/4

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

令和2年度は、前年度より1.4ポイント減の9.6%となり、類似団体平均より低水準となり、4団体中2番目となった。償還のピークは過ぎたものの、実質公債費比率の算定分母となる標準財政規模の縮小などもあり、依然として全国・北海道平均と比べ高い比率であることから、今後においても新財政計画に基づき、投資的経費や新発債の発行を抑制するとともに、繰上償還の実施など、財政の健全化に努める。

類似団体内順位:2/4

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

令和2年度は、前年度より16.2ポイント減の41.6%となったものの、依然として類似団体平均を大きく下回り、4団体中3番目となった。比率算出の分母となる標準財政規模は減少しているものの、分子の積算基礎となる地方債残高の減少や公営企業債繰入見込額の減少などにより将来負担額の減少が標準財政規模の減少を上回る減少幅となったことから比率が大幅な減となっている。今後においても新財政計画に基づき、投資的経費や新発債の発行を抑制するとともに、起債の発行にあたっては有利な起債を活用することにより財政の健全化に努める。

類似団体内順位:3/4

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費

人件費の分析欄

令和2年度は前年度より2.0ポイント減の18.8%となり、前年度に引き続き類似団体平均を大きく上回り、4団体中1番目となっており、令和2年度より開始した包括業務委託による影響が表れている。定員管理計画に基づく定年退職・早期退職などの欠員不補充や民間委託の推進、電子化による人員削減による効果が表れている状況だが、今後においても引き続き新財政計画に基づく人件費の抑制を図る。

類似団体内順位:1/4

物件費

物件費の分析欄

令和2年度は、前年度より0.8ポイント増の13.7%となり、類似団体4団体中4番目となった。令和2年度より開始した包括業務委託により人件費が減となり、物件費が増えている。今後においても引き続き新財政計画に基づき経費の抑制を図るとともに、公共施設総合管理計画に基づく施設の統廃合等を進め、経費の抑制を図っていく。

類似団体内順位:4/4

扶助費

扶助費の分析欄

令和2年度は、前年度より0.5ポイント減の6.2%ととなり、類似団体4団体中3番目となった。これは障がい福祉サービス扶助費の増や市町村単独の医療費扶助制度等の違いによるものと考えられる。町独自の扶助制度については、休止・廃止等の検討を進めていく。

類似団体内順位:3/4

その他

その他の分析欄

令和2年度は、前年度より0.6ポイント増の11.3%となり、類似団体平均を大きく上回り、4団体中1番目となった。これは、平成18年3月31日の合併において各種事務事業を見直し、行政改革を推進した結果が表れているものと考える。今後においても同様の数値を維持するよう、継続した事務事業の見直し等を推進する。

類似団体内順位:1/4

補助費等

補助費等の分析欄

令和2年度は、前年度より0.8ポイント減の20.3%となったが、依然として類似団体平均と比較し高い水準となっており、類似団体4団体中4番目となっている。補助事業等の見直しを推進し、硬直した財政構造の解消を目指す必要があるが、補助事業の多くが病院事業や消防組合、介護保険広域連合等の一部事務組合に係るものとなっており、一部事務組合における構成町負担割合についても精査する必要がある。他の類似団体においては、介護保険事業を独自で行っているところもあることから、その影響が差となって表れているものと考えられ、各団体への補助金等については、交付基準の見直し等を行い、削減を図る。

類似団体内順位:4/4

公債費

公債費の分析欄

令和2年度は、前年度と変わらず19.5%となり、類似団体平均を上回っている。類似団体4団体中2番目ではあるが、全国・道内平均を下回っている状況にあり、今後においても新財政計画に基づく予算規模の縮小や投資的経費の抑制に努めるとともに、繰上償還を実施し、財政の健全化に努める。

類似団体内順位:2/4

公債費以外

公債費以外の分析欄

令和2年度は、前年度より1.9ポイント減の70.3%となり、類似団体4団体中2番目となった。これは病院事業会計、下水道事業特別会計や介護サービス事業会計に対する基準外繰出しの抑制が主な要因となっている。

類似団体内順位:2/4

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

民生費、衛生費、労働費、商工費、土木費、消防費、教育費、公債費で類似団体平均を上回るコストが生じている。民生費は障がい福祉サービス費の増や、介護サービス事業特別会計への基準外繰出を実施したことにより増となっている。介護サービス事業については、令和3年度より民間活力の導入を行っている。総務費、民生費、衛生費、商工費、消防費、教育費については、前年度よりコストが大幅に増加しているが、令和2年度については新型コロナウイルス感染症対策に要する経費の増大によるものが主な要因となっている。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

補助費等は、住民一人あたりのコストが112,415円増の232,063円となり、コストが大きく増えている要因は特別定額給付金によるものであるが、依然として類似団体や全国・北海道平均と比較して非常に高い状態が続いている。これは、補助費の大半が病院事業や消防組合、介護保険広域連合等の一部事務組合に係るものとなっており、一部事務組合における構成町負担割合についても精査する必要がある。他の類似団体においては、介護保険事業を独自で行っているところもあることから、その影響が差となって表れているものと考えられる。扶助費等についても類似団体と比べ1人あたりのコストが非常に高い水準であることから、新財政計画に基づき歳出の抑制を図るとともに、事務事業評価による事業の廃止・休止、重点化を引き続き行っていく。積立金については、前年度に土地売払による大幅な増があったことから、今年度は5,692円の減となっているものの、新財政計画に基づく積立を着実に実施していることから、全体としては増加傾向にある。

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

令和2年度については、実質収支額が0.21ポイント増の1.72%、実質単年度収支が1.96ポイント増の3.07%となっており、これは、一部抑制していた特別会計や病院事業会計に対する基準外繰出しを令和2年度において実施したことが主な要因となっている。一方、財政調整基金残高は新財政計画に基づく積立により2.71ポイント増の8.44%となった。今後においても、新財政計画に基づき、収支の改善及び財政調整基金の増加を図り、健全な財政運営を行っていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

連結実質赤字比率は、国民健康保険特別会計、下水道事業特別会計、病院事業会計で赤字となったものの、その他の会計は黒字であるため、比率なしとなっている。(下水道事業特別会計については、赤字額が解消可能資金不足額の範囲内であるため、比率はゼロとなっている。)

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

償還のピークは過ぎたものの、依然として高い比率にあることから、今後においても新財政計画に基づき、投資的経費や新発債の抑制、繰り上げ償還を実施し、財政の健全化や将来世代への負担の軽減に努める。

分析欄:減債基金

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

将来負担額については、地方債残高のピークが過ぎたため、減少傾向となっているが、充当可能財源については、横ばいとなっている。今後についても、将来負担比率は減少傾向になると考えられるが、充当可能財源の確保が重要となることから、新財政計画に基づき、基金の増加や予算規模の縮小に努めるとともに新発債の抑制や繰り上げ償還を実施し、財政の健全化に努める。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金残高合計

基金全体

(増減理由)・財政調整基金に2億6,497万円、減債基金に6,957万円、まちづくり基金に2億668万円など、5億4,517万円の積立を行ったのに対し、取り崩しは、まちづくり基金6億9,492万円、農業振興基金2,425万円など、7億2,436万円の取り崩しをおこなったため、基金全体で1億7,919万円の減となった。(今後の方針)・財政調整基金については、新財政計画に基づき、目標額の約10億円となるよう計画的に積立を行っていく。・減債基金については、毎年度、実質収支額の2分の1の額を継続して積立を行っていく。・その他特定目的基金については、各基金の設置目的に沿った運用を行う。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)・新財政計画に基づく積立2億5,000万円など2億6,497万円の積立に対し、取崩を行わなかったことにより増加した。(今後の方針)・新財政計画に基づき、目標額の約10億円となるよう計画的に積立をおこなっていく。

減債基金

減債基金

(増減理由)・令和元年度の実質収支額の2分の1の額など、6,957万円の積立に対し、取崩を行わなかったことにより増加した。(今後の方針)・毎年度、実質収支額の2分の1の額を継続して積み立てる。

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・まちづくり基金:町民が将来に希望を抱き、個性豊かで活力あるまちづくりを推進するための事業・漁業振興基金:漁業の振興充実を図るための事業・農業振興基金:農業振興を図るために必要な事業及びダム等の農業用施設の維持管理事業・奨学基金:新ひだか町に住所を有する者又は新ひだか町に住所を有する者の子弟で経済的な理由によって就学困難と認める優良な生徒及び学生に対し、奨学資金の貸し付け、又は支給するための事業。・さくら振興基金:エゾ山桜をはじめとする観光資源の保護及び育成事業(増減理由)・まちづくり基金については、ふるさと応援寄附分1億2,702万円、過疎地域自立促進特別事業債分3,727万円など、2億668万円の積立に対し、合併特例債による造成分6億111万円、平成30年度ふるさと応援寄附による造成分7,888万円など6億9,493万円の取崩を行ったことにより、4億8,825万円減少した。・農業振興基金については、寄附受納分2,000万円など、203万円の積立に対し、2,425万円の取崩を行ったことにより、2,222万円減少した。(今後の方針)・各基金の設置目的に沿った運用を行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

令和2年度は、前年度より0.5ポイント増の63.6%となり、類似団体4団体中4番目となった。有形固定資産減価償却率については、上昇傾向で類似団体との比較では償却が進んでいるものの、全国平均や北海道平均と比べると同程度となっている。老朽化した施設については集約化・複合化、長寿命化や除却など、適切な維持管理を進めていく。

類似団体内順位:4/4

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

令和2年度は、前年度より75.6ポイント減の584.7%となり、類似団体4団体中3番目となった。地方債の発行にあたっては、過疎債や辺地債などの交付税算入のある良質な地方債を活用してきたことから、将来負担額は減少傾向である。引き続き新財政計画に基づき、予算規模の縮小とともに、地方債発行額の抑制や計画的な繰上償還を実施するなど、健全化に努める。

類似団体内順位:3/4

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

地方債の新規発行の抑制や新発債の発行にあたっては過疎債や辺地債などの交付税算入のある良質な地方債を活用してきたことから将来負担比率が減少しているが、類似団体比較すると高い状況にある。一方で、有形固定資産減価償却率についても上昇傾向にあり、類似団体と比較しても高い状況である。老朽化した施設について、引き続き集約化・複合化、長寿命化や除却など、適切な維持管理に努めるとともに、新発債の発行にあたっては過疎債や辺地債などの交付税算入のある良質な地方債を活用し、将来負担比率の更なる減少に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

令和2年度においては将来負担比率、実質公債費比率ともに減少したが、類似団体と比較すると将来負担比率は依然として高い水準となっている。この要因として、基金残高が少額であることや、地方債残高及び公営企業債等繰入見込額が多額であることが挙げられる。このことから、引き続き平成28年度に策定した新財政計画に基づき、予算規模の縮小、投資的経費の抑制及び基金残高の増加を図り、実質公債費比率9.0%を目指すこととしている。将来負担比率については令和3年度目標の55.3%を下回ったことから、次年度においては将来負担比率の更なる減少に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、認定こども園・幼稚園・保育所、学校施設、保健センター、庁舎であり、特に低くなっているのは橋りょう・トンネル、体育館・プール、市民会館である。減価償却率の高い学校施設については今後の統廃合などの状況により、大規模改修などの検討を行っていく必要があり、保健センターは引き続き大規模改修の計画的な実施を行う。減価償却率の低い公営住宅については静内柏台団地の建て替えなど、引き続き計画に基づいた整備を行う。なお、庁舎の減価償却率の大幅な増加は、本庁舎の改修に伴い取得額が大幅に増加したことによるものである。

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

財務書類に関する情報①(2020年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

<資産>令和2年度における町の資産合計は44,051,782千円となっています。固定資産については、減価償却費が所得額を上回ったことや基金の取崩しなどにより、1,189,089千円の減、流動資産は未収金の増などにより633,230千円の増となっています。<負債>令和2年度における町の負債合計は20,965,328千円となっています。地方債の返済額が新規借入額を上回ったことによる地方債の減などにより、674,727千円の減となっています。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

<経常費用・収益>令和2年度の行政サービスにおける経常的な費用は16,709,847千円で人件費や物件費、維持補修費などの業務費用が88,346千円の減、補助金や他会計への繰出金などの移転費用が3,421,640千円の増となったことにより、3,333,294千円の増となっています。一方、使用料及び手数料や財産収入などの経常的な収益は873,408千円となっており、経常費用から経常収益を差し引いた15,836,440千円が純経常行政コスト(▲)となり、前年度より3,296,704千円の増となっています。<臨時損失利益>令和2年度の災害復旧事業費などの臨時損失は18,779千円、資産売却などの臨時利益は120,745千円となっています。<純行政コスト>経常行政コスト(▲)に臨時損失を加え、臨時利益を差し引いた15,734,474千円が令和2年度の純行政コスト(▲)となり、町税や地方交付税、補助金などを充てて賄われたこととなります。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

令和2年度の純資産残高は23,086,453千円で、前年度と比較し118,868千円の増となっています。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

<業務活動収支>令和2年度の業務活動収支は、支出が14,788,319千円、収入が15,874,561千円で、1,086,241千円の黒字となりました。<投資活動収支>令和2年度の投資活動収支では、支出が1,891,130千円となり、基金積立金の減などにより、前年度と比較し66,221千円の減となっています。一方、収入は1,476,967千円となり、資産売却収入の減があったものの、国道等補助金収入や基金取崩収入の増などにより、前年度より513,064千円の増となっています。<財務活動収支>令和2年度の財務活動収支は、支出が1,995,478千円、収入が1,351,200千円で、644,278千円の赤字となりました。地方債償還支出が地方債発行収入を上回っていることに伴い、貸借対照表の地方債残高が減少しています。

財務書類に関する情報②(2020年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

令和2年度の住民一人当たりの資産額は201.4万円となり、前年度と比較すると0.8万円増加していますが、資産減少率より人口減少率の方が高かったことから、一人当たりの資産額が増加している。また、歳入額対資産比率については、類似団体平均を少し下回る結果となった。類似団体の固定資産台帳整備状況については把握していないが、当町は膨大な土地を有しており、多くの土地が未評価(固定資産台帳では備忘価額1円)であることが要因と思われる。有形固定資産減価償却率については63.6%であり、類似団体平均と比較すると3.5ポイント高いが、類似団体と比較し同等であると考える。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

令和2年度の純資産比率は52.4%となり、類似団体平均と比較すると低い状況である。将来世代負担比率は34.2%となり、類似団体平均と比較すると高い状況であるが、平成28年度と比べ1.9ポイント減少しており、今後も新規に発行する地方債の抑制など、地方債残高の減少に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

令和2年度の住民一人当たりの行政コストは71.9万円となり、類似団体平均値より高い状況である。また、前年度と比較すると14.2万円増加しているが、補助金や他会計への繰出金などの移転費用が大きく増加したことが要因であると考える。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

令和2年度の住民一人当たりの負債額は95.9万円となり、類似団体平均より高い状況である。基礎的財政収支は、投資活動収支及び財務活動収支が赤字となったものの、業務活動収支が黒字となり、全体で黒字となっている。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

令和2年度の受益者負担比率は5.2%となり、前年度からは減少しており、補助金や他会計への繰出金などの移転費用が大きく膨らんだことによる経常費用の増加が要因である。

類似団体【Ⅴ-0】

新ひだか町 八千代町 有田川町 白石町