事業・施設概要
| 都道府県 | 鹿児島県 | 経営主体 | 奄美市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 40,990人 | 現在処理区域内人口 | 2,074人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,304人 | 現在処理区域面積 | 80ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,160m³/日 | 下水管布設延長 | 22km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率…一般会計からの繰入金をセグメント間で調整しているため良好ではあるが、施設の老朽化により維持管理費は年々増加傾向にある。今後も未接続世帯の加入促進に努め、ストックマネジメント計画に基づいた施設の更新を行い,維持管理費の抑制に努める。③流動比率…①経常収支比率と同じく繰入金の調整のため前年度より数値が増加し,類似団体平均値を大きく上回っている。引き続き適正な維持管理・更新を行い,健全な経営に努める。④企業債残高対事業規模比率…類似団体平均値より高く,劣位となっている。令和2年度より一部供用開始していた赤木名地区も整備が終了する見込みから,今後は大型の建設改良事業が減少していく予定であるが,引き続き計画的な更新を行い,比率の抑制に努めていきたい。⑤経費回収率…施設老朽化による維持管理費の増等の要因により類似団体平均値より低く,劣位にあるが令和2年度より赤木名地区も一部供用開始となったことから,接続率が増え経費回収率の改善傾向がみられる。今後も一層の未接続世帯の加入促進を行い料金収入の向上を図るとともに維持管理費の抑制に努めていきたい。⑥汚水処理原価…有水水量の増加によって減少傾向にあるものの、以前として類似団体より数値は高く,劣位にある。今後も維持管理費の抑制を図るとともに,未接続世帯の加入促進による有収水量の増加により、汚水処理費の抑制を図る。⑦施設利用率…類似団体平均値より低く,劣位にある。処理区域内人口が減少しているものの,従来区域の未接続世帯に加え,新たに供用開始した赤木名地区への一層の加入促進により,接続世帯を増やし施設利用率の向上を図るとともに,ストックマネジメント計画に基づいた施設の更新,ダウンサイジング等により適切な施設規模を確保する。⑧水洗化率…前年度より増加しているものの,類似団体平均値についても低く,劣位にある。今後も未接続世帯の加入促進を行い,水洗化率の向上を図っていく。
老朽化の状況について
①有形固定資産償却率…類似団体平均値より低く,優位となっている。今後も償却状況を注視しながら,計画的な設備等更新を図る。
全体総括
平成14年度の笠利地区供用開始から年々水洗化率は上昇しつつあるものの,収入不足分を一般会計からの繰入金に依存せざるを得ない厳しい経営状況が続いている。今後も処理区内の人口減や施設の老朽化が見込まれることからも,維持管理費の抑制や未接続世帯の加入促進など,経営改善を図る必要がある。また、令和2年度に策定した経営戦略を基に,持続可能な下水道事業経営の確立と経営健全化を目指し運営調査会を発足した。本年度は適切な料金体系について協議を行った結果,令和5年度より下水道料金の値上げが決定しているため、収益増が見込まれる。
経営状況
収支構造
総額2.2億円
総額1.6億円