宮崎県五ヶ瀬町:国保病院の経営状況(2019年度)
宮崎県五ヶ瀬町が所管する病院事業「国保病院」について、2019年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2019年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2019年度
-1,977万円
前年差 -3,280万円
2019年度
-1.32億円
前年差 -3,138万円
2019年度
201万円
前年差 +201万円
2019年度
12,107件
前年差 -1件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2019年度
12,107件
前年差 -1件
2019年度
22,971件
前年差 -586件
2019年度
2.31億円
前年差 +175万円
2019年度
1.3億円
前年差 -370万円
地域において担っている役割
当院は中山間地域のへき地にある五ヶ瀬町において唯一の病院であり、救急指定医療機関でもある。町の中心部に位置し、片道30分以上かけて通院している町民もおり、町民のかかりつけ病院として地域医療の根幹を担っている。一般病床36床、介護療養病床18床を有し、常勤医師2名で診療を行い、一般医療の提供はもとより、訪問診療・訪問リハビリ、人間ドックや事業所健診、各種予防接種等も行っており、町民が健康で安心して暮らせるよう、保健・福祉とも連携し継続して地域医療サービスを提供することに努めている。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率・医業収支比率ともに前年度を下回り、累積欠損金が発生している。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあるが、以前から医業収支比率が100%を下回り、医業費用を賄える医業収益を上げられておらず、一般会計からの繰入金に依存する状況が続いている。病床利用率および入院・外来患者1人1日当たり収益は類似病院平均値(以下、平均値)を下回っており、費用を賄うだけの収益を上げられていない状況であり、今後さらに経営改善のための努力が必要である。職員給与費対医業収益比率は平均値を下回っているが、若干増加している。これは職員採用により人員が増えたことによるものである。材料費対医業収益比率はほぼ横ばいで平均値を大きく下回った。今後も適正な薬品・診療材料購入に努めていく。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率、器械備品減価償却率ともに5年連続して平均値を上回っている。当院は新築移転してから約20年が経過し、建物・設備・医療器械の老朽化が進んでおり、建物・設備の修繕や更新費用がかさんでいる。医療器械についても移転当時に新規購入したものが多かったが、徐々に更新ができている状況である。1床当たり有形固定資産については平均値を大きく下回っている。これは有形固定資産・器械備品への投資が少ないことによるが、耐用年数以上に使用しているためであると考えられる。しかしながら、医療器械は精密器械で患者の健康と生命に直結するため、今後も計画的な更新が必要である。
全体総括
一般会計からの繰入金により健全な状況を保てているが、入院・外来収益が低いことがうかがえた。今後の人口減少を考えると入院患者の増加は厳しいため、外来やリハビリテーション部門で収益を上げていく対策を早急に検討しなければならない。施設・器械備品ともに老朽化・経年劣化が進み、修繕や更新に多くの費用を要している。計画的に更新することが重要で、そのために現状を把握しておくことが必要である。当院は地域になくてはならない医療機関で、引き続き必要とされる機能を備え、町民の健康維持増進に寄与したい。地域医療構想の中で近隣病院との連携や一般病床削減、介護医療院への転換等を検討中であり、地域にとって必要な病院として存続していかなければならない。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保病院の2019年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の五ヶ瀬町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。