宮崎県五ヶ瀬町:国保病院の経営状況(2017年度)
宮崎県五ヶ瀬町が所管する病院事業「国保病院」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2017年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2017年度
-1,253万円
前年差 -2,653万円
2017年度
-1.09億円
前年差 -2,489万円
2017年度
0円
前年差 0円
2017年度
12,682件
前年差 -2,379件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2017年度
12,682件
前年差 -2,379件
2017年度
23,062件
前年差 +792件
2017年度
2.36億円
前年差 -4,057万円
2017年度
1.35億円
前年差 +920万円
地域において担っている役割
当院は中山間地域のへき地にある五ヶ瀬町において唯一の病院であり、町民のかかりつけ病院として地域医療の根幹を担っており、一般病床36床、介護療養病床18床を有し、常勤医師2名で診療を行っている。一般医療の提供はもとより、訪問診療・訪問リハビリ、人間ドックや事業所健診、各種予防接種等も行っており、町民の健康維持・増進において大きな役割を担っている。また、近隣病院へは町の中心から車で10~15分程度かかることから、高齢者等の交通弱者にとってはなくてはならない病院である。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率はH25年度以来に100%を下回り、医業収支比率も類似病院平均値は上回っているものの、80%を下回っている。これは病床利用率が前年度及び類似病院平均値を下回っていることからもわかるように入院収益の減少が影響している。また、入院・外来ともに1人1日当たり収益が類似病院平均値では微増であるところ、当院ではほぼ横ばいであることも関係していると考えられる。職員給与費対医業収益比率は、これまで臨時職員等を含めた最低限の職員数での運営を行ってきたものによるが、微増傾向にある。材料費対医業収益比率は、入院・外来患者1人1日当たり収益が横ばいの中で、やや減少傾向にあり、全国平均・類似病院平均値を大きく下回っていることから継続して材料費の軽減に努める。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率、器械備品減価償却率ともに類似病院平均値・全国平均を上回っている。当院は平成10年11月に新築移転しており、約20年が経過し老朽化が進んできている。器械備品についても平成10年当時に新規購入したものも多く、老朽化が進んでおり、更新時期を迎えていることと考えられる。1床当たり有形固定資産については、類似病院平均値・全国平均を大きく下回っている。これは過大投資が少ないことであるが、施設・器械備品を耐用年数以上に使用しているためであると考えられる。しかしながら、医療器械は精密機械で患者の健康と生命に直結するため、今後は計画的に適正な更新が必要である。
全体総括
経営の健全性については、地方公営企業の場合、採算性が困難な不採算事業となるサービス事業等もあることから、一般会計からの繰入金により健全な状況を保てているものの、入院・外来ともに収益が低いことがうかがえた。町の将来的な人口減少を考えると入院患者の増加は厳しいため、外来やリハビリテーション部門で収益を上げれるような対策を早急に打ち出していかなければならないと考える。また、施設・器械備品ともに前述しているように老朽化が進んでいる状況である。施設については年々修繕する箇所も増えてきているが、修繕や取替で対応できている。しかしながら、器械備品については精密医療器械であることから、順次更新することが必要で、計画的に進めていけるよう現状を把握しておくことも必要であると考える。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保病院の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の五ヶ瀬町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。