事業・施設概要
| 都道府県 | 宮崎県 | 経営主体 | 串間市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 18,718人 | 現在処理区域内人口 | 617人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 549人 | 現在処理区域面積 | 41ha |
| 晴天時現在処理能力 | 409m³/日 | 下水管布設延長 | 11km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
「単年度の収支」については、100%を下回っているため、経営の健全性については改善する必要があります。しかし、水洗化率が80%を超えており、区域内の高齢化の状況なども踏まえると、新たな加入は見込めないところであります。今後も人口減少の影響により使用料収入も減少するものと思われるため、費用の抑制を図りながら、単年度の収支改善を図っていく必要があります。「債務残高」については、近年大きな事業がないことから、企業債の発行をしていないため、減少しているとともに、一般会計負担額があるため、当該値が0となっています。「料金水準の適切性」については、類似団体と比較すると経費回収率が低くなっています。経費回収率が低くなったのは、使用料収入が減少したことに加え、費用が増加したことによるものです。費用の抑制に努めて経費回収率を高めていく必要があります。「費用の効率性」については、人口減少により有収水量も減少していることに加えて、費用が増加したことにより、汚水処理原価が高くなる傾向となっています。「施設の効率性」については、施設の利用率が示しているように、類似団体と比較して低い状況にあり、効率性についても改善する必要があります。しかし、上記で述べたように、水洗化率が80%を超えており、新たな加入は見込めないため、施設の利用率の向上はあまり期待できないところです。この状況を踏まえ、施設の更新に際しては、規模の見直しを行う必要があります。
老朽化の状況について
農業集落排水は、H10年に供用を開始した施設であるため、老朽化の状況については、現状では大きな問題はありませんが、今後、施設の老朽化が課題になると考えるため、機能診断及び最適整備構想を策定し、適切な施設の維持管理及び更新を行っていく必要があります。
全体総括
水洗化率は100%が望ましいですが、既に80%を超えており、公共用水域の水質保全や快適で文化的な生活環境確保の観点からは、良い状況であります。汚水処理原価は類似団体と比較すると高い状況であることから、費用の抑制を図りながら、経営の健全化に努めていく必要があります。また将来、施設の更新を検討する際には、規模の見直し(ダウンサイジング)を図りながら、適切な施設規模になるようにしなければならないと考えております。経営戦略については、今年度中に策定する予定です。
経営状況
収支構造
総額2,915.5万円
総額1,958.9万円