事業・施設概要
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 御船町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 17,724人 |
| 現在給水人口 | 16,846人 | 給水区域面積 | 5,123ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
④企業債残高対給水収益比率については、必要以上に起債を行っている部分はないか、運営に必要な流動資産をどの程度確保していればよいかといった問題を考慮し、指標①や③を活用した中長期的な資産運用計画(既存の計画等の見直しを含む)を作成する必要性を感じている。即時に可能な処置として、事業計画に支障を及ぼさない範囲内で平成27年度における起債の大幅な削減を検討している。なお、この処置に際して、既に着手している建設改良工事費などには、流動資産を以て対応するため事業運営には一切支障を来たすことはない。累積欠損金については、現時点(H28.1月末)での予定損益計算書において43,073千円の当期純利益を見込んでいるため、差引17,068千円の未処分利益剰余金へと転じることが期待できる。⑥給水原価については、近年行われた一連の制度改正等による影響も幾分あるものの、上昇傾向が見られるため費用の効率性について吟味したい。特に近年、施設の経年劣化に伴う修繕費用がかさむ傾向にあるため、比較的修繕に費用を要している地区の布設替えを優先するなどして将来発生するコストの削減にも積極的に取り組みたい。
老朽化の状況について
③管路更新率は低下しているが、今年度から布施替えに着手しており近年中に経年化が進んでいる地区を対象に今年度と同様の布設替計画を立てているため、更新率は今後徐々に上昇していくことが予想される。既存の計画も適宜見直し、現状に即した計画を立てて、投資の効率化を図っていきたい。
全体総括
現在、給水設備の経年化が進み、維持修繕にかかる費用も年々肥大している状況である。管路等の経年化は、維持管理にかかるコストがかさんでいる地区を優先的に更新するなどして、将来発生し得る費用(修繕費など)を早期に削減し、より健全かつ効率的な投資を目指していきたい。同時に、地方債についても建設改良に支障を来たさない範囲で可能な限り削減し、現在負担可能な費用(企業債利息など)を将来に持ち越すことがないように努力していきたい。中長期的には、既存の施設等の見直しを図る等して施設の効率性を高め、給水原価の引下げに勤めたい。一連の経営改善により、安価で安定した給水の実現、およびさらなるサービスの向上につなげることができればと思う。
経営状況
収支構造
総額3.0億円
総額2.6億円