簡易水道事業
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天草市立牛深市民病院
天草市立栖本病院
国民健康保険 天草市立 新和病院
河浦病院
📅2023年度📅2022年度📅2021年度📅2020年度📅2019年度📅2018年度📅2017年度📅2016年度
地域において担っている役割新和町地域における初期医療・救急医療・回復期医療を担う(地域で唯一の医療施設)。施設健診事業を実施。通所リハビリ等の居宅介護サービス事業を実施。小中学校医、民間介護・福祉施設等協力医療機関としての役割を担う。地域独自の包括ケアシステムの構築に向けた核施設としての役割を担う。病床数については、人口減少等社会的変化から地域医療構想調整会議での承認を経て令和3年3月末に削減し、現在の30床にて入院医療の提供を行っている。感染症対応としては、発熱患者の診療・検査、予防接種、後方支援入院受入に積極的に取組んだ。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について令和4年度から病床利用率が回復し平均値を上回る結果となった。しかしながら、入院基本料と取得可能な加算を合算してもなお収益増に反映していないのが現状である。地域の医療ニーズと施設基準の上位取得について改めて検証を行っている。経常収支比率が大きく乖離しているのは、前年度と同様に医業外収益となるコロナウイルス感染症対応に係る補助金収入がないことも大きな要因である。外来は、PCR検査等に係る収益が増加したものの、当院の体制では算定できる診療料に限界があるため、全国平均を大きく下回る結果となっている。費用においては、職員の削減や効率的な診療材料の購入などに取り組み、⑦表・⑧表のとおり比率が減少した。しかしながら、未だ職員給与費対医業収益比率は100%を超えており、さらなる取り組みが必要である。今後、収支均衡を目指すためには、病床利用率、外来患者数を回復させるとともに、多職種連携による医療の質に影響のない組織のスリム化が必要である。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について平成9年にしゅん工し耐震基準を満たした建物であるが、経年劣化により防水塗装や壁面について補修等を行っている。また、電気設備についても省電力化を順次進めている。器械備品については、更新計画に基づき順次更新を行っているが、医療機能の将来性や導入・維持コストなど総合的に判断し機種の選定等を行っている。 |
全体総括病床削減後、感染症対応を含めて関係機関との連携を強化した結果、病床使用率や介護事業の利用者数も回復した。診療圏域の人口は減少傾向にあるが高齢者人口はしばらく横ばいであることから、当院が標榜している内科・整形外科・リハビリテーション科のニーズについても継続する見込みである。このような地域ニーズの把握や医療の質の向上、施設健診の拡充などにさらに取り組むことによって、公立病院としての役割を果たしていく。経営に関しては、令和5年3月に策定した「天草市立病院経営強化プラン」の経営指標に基づき改善を図る。 |
出典:
経営比較分析表
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