事業・施設概要
| 都道府県 | 佐賀県 | 経営主体 | 多久市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 19,466人 |
| 現在給水人口 | 19,356人 | 給水区域面積 | 4,049ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
●経営の健全性累積欠損金もなく経常収支比率も100%を超えているが、経常費用に占める受水費の割合が高いため、給水原価は全国平均値・類似団体平均値を大きく上回っている。このことは、料金回収率にも大きく影響している。平成29年度の料金回収率は、前年度の比べ全国平均値・類似団体平均値の動向と同様に若干下降した。依然として経常に必要な経費を料金収入で賄うことができていない。流動比率は、全年度に比べやや上昇し、全国平均値・類似団体平均値を上回っている。また、企業債残高対給水収益比率については、平成22年度に公的資金補償金免除繰上償還を実施したことにより一時的に減少したが、平成25年度からの管路更新事業のための企業債活用や給水収益減少により高い比率で推移している。●施設の効率性施設利用率については、全国平均値・類似団体平均値を下回っており、前年度と比較して下降している。これは、昨年度寒波による配水量が例年以上に増加したのが原因であり、これに加え、人口の減少に伴う給水量の減少や山間部に点在する集落が多いなど地理的特徴も依然として影響している。有収率は、配水管の漏水対策等により前年度から上昇したものの、依然として全国平均値・類似団体平均値を下回っている。有収率向上のため、今後とも計画的な老朽管更新等をすすめ、配水管の漏水対策を実施していく必要がある。
老朽化の状況について
管路経年化比率は、全国平均値・類似団体平均値を下回っている。また、管路更新率は全国平均値・類似団体平均値を大きく上回った。このことは昭和42年から上水道が供用開始され、約50年が経過し耐用年数を経過した管路が多数点在し、経年劣化による漏水などの大きな要因となっていたが、老朽管対策を重点的に実施したことによるものと思われる。平成25年度に策定した「多久市水道施設整備計画」(平成25年度~平成34年度)や平成27年度に策定した「多久市水道事業経営戦略」(平成27年度~平成31年度)に基づき、今後も石綿管更新事業や老朽管更新事業等に加え、耐震性の向上を含めた管路更新事業を進めていく必要がある。
全体総括
全体を通じて平成29年度の経営の健全性は概ね確保されている。しかし、給水人口の減少や節水型水道機器の普及等による有収水量の減少傾向の状況で、料金回収率が100%を下回っていることから、更なる経費節減に努めるとともに各指標の傾向を十分に分析し、資産維持費を含めた適正な水道料金収入の確保や更なる有収率の向上等の対策を講じる必要がある。今後は、給水人口の推移や水需要動向を注視しながら、適正な施設規模の見直しや老朽管更新等の事業を実施しながら、将来的により安全で安心な水道水の供給や持続可能な水道事業運営を実現するために、県西部圏域における事業の広域統合(平成32年度)を見据え計画的で効率的な経営に努めていく必要がある。ムの早期構築に向け『地域密着型ハブ病院』としての体制確立に取り組む。H28--H28--
経営状況
収支構造
総額5.4億円
総額5.1億円