事業・施設概要
| 都道府県 | 香川県 | 経営主体 | 琴平町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 9,395人 | 現在処理区域内人口 | 4,419人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,100人 | 現在処理区域面積 | 145ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 26km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は、下水道整備事業の先行投資にかかる起債償還額および利息の支払い、流域下水道の維持管理負担金等が近年の有収水量の減による使用料収入の減収と相まって、100%未満の状況が続いている。同様の理由により経費回収率についても類似団体平均値を下回っている状況が続いており、汚水処理原価も類似団体平均値を上回っている。近年のこの状況を改善する方策として、人件費の見直しによる維持管理費の削減や、地方債償還金を資本費平準化債により平準化を行う等の経営の健全化を行ってきたところであるが、更に経営の健全性・効率性を高める方策として、平成27年7月に料金改定を行った。その結果収益的収支比率は、改定前の平成26年度と比較すると約23%改善した。経費回収率についても約20%の改善がみられ、類似団体の平均値を上回った。汚水処理原価についても改善傾向にある。また、水洗化率については、下水道施設の有効利用の観点から、下水道への接続のお願いを継続して行い、類似団体平均値を下回っている水洗化率を向上するとともに、有収水量及び使用料収入が増加するように引き続き努めていく。なお、平成29年度に琴平町は流域下水道事業認可変更を行い、今後下水道整備を行わない計画を挙げる事を予定としている。そのため、企業債残高は緩やかに減少が続くことが想定される。以上の方策により各指標が改善へと向かうものと考えている。
老朽化の状況について
琴平町における下水道管渠の整備については、昭和62年から順次整備を行い現在に至っており、平成29年度において最長で31年経過している。下水道管渠の処分制限期間20年を経過している管渠はあるものの、標準耐用年数は50年となっているため、現時点で改築・更新作業は行わず、今後において点検及び調査を行ったうえで、ストックマネジメント計画を策定して、予防保全的な管理を行い計画的に改築・更新を行う予定である。なお、琴平町の下水道は金倉川流域公共下水道に属しており処理場は保有していない。
全体総括
平成28年度決算及び今後の見通しについては、平成27年度7月に行った料金改定の結果により各経営指標に改善がみられ、企業債残高対事業規模比率、経費回収率については類似団体の平均値を上回る数値となった。また、当町においては面整備は完了しており、今後は維持管理業務や耐震対策等に徹していく事が課題となっている。このような状況の中、更なる経営の健全化を目指して各事業の内容を、平成28年度に策定した経営戦略(平成28年度~平成37年度)に基づき、今まで以上に精査し効率的な事業運営を行っていく。また、今後、施設の老朽化が進むに連れ、更新費用の増加が見込まれることから、ストックマネジメント計画を定め、更新費用の平準化を図れるよう対応していくことにより、下水道事業の経営を持続可能なものとしていくと考えている。
経営状況
収支構造
総額2.2億円
総額9,424.4万円