徳島県佐那河内村:農業集落排水の経営状況(2020年度)
徳島県佐那河内村が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2020年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
佐那河内村は、豊かな自然と園瀬川の清流が自慢で、村民の環境保全に対する意識が高いため、⑧表の水洗化率はR2で98.21%と全国平均の84.70%を上回っている。水洗化率が高位にあることは、村で運営している農業集落排水施設への接続率が高いことを示す。この要因により⑦表の施設利用率や⑥表の汚水処理原価には好影響を与え、全国平均よりも高い数値となっている。R2では、汚水処理原価はR1より上昇し、経費回収率については増加している。また、汚水処理原価は全国平均約275円に対し、約181円であり、経費回収率についても84.24%と高い水準を維持している。佐那河内村の汚水処理については、経営の健全性を示す、①表の収益的収支比率では71.35%と高い比率となっているが、単年度収支で黒字となる100%を下回っており経営改善に向けた取り組みが必要である。今後については、人口減少による料金収入の減少も見込まれることから、適正な維持管理体制の構築と、更なる汚水処理原価を下げる方策を検討する必要性があり、今後も経営改善に向けた取り組みが必要である。
老朽化の状況について
佐那河内村では、H28~H30に仁井田処理施設と宮前処理施設の統合工事と施設機能回復工事を行った。これで6箇所あった汚水処理施設は4箇所に再編された。この事業実施により、村内全ての施設で機能回復工事が完了することとなる。各処理場における機能回復工事により、施設内機器についてはほぼ更新された。しかし、汚水処理施設内では機器の耐用年数が標準よりも短くなることも多く、また突発的な故障による修繕費の増加は避けられないことから、今後は機器の耐用年数を延ばすため適正な維持管理を行う必要がある。
全体総括
佐那河内村の汚水処理については、経営の健全性を示す、①表の収益的収支比率では71.35%と高い比率となっているが、単年度収支で黒字となる100%を下回っており経営改善に向けた取り組みが必要である。また、近い将来には人口減少による料金収入の減少も見込まれることから、今後は施設が健全な状態にあるうちに、適正な維持管理体制の構築による維持管理費の低減手法と更なる汚水処理原価を下げる方策を検討する必要性がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2020年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の佐那河内村リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。