事業・施設概要
| 都道府県 | 広島県 | 経営主体 | 呉市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 229,868人 | 現在処理区域内人口 | 6,850人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,577人 | 現在処理区域面積 | 329ha |
| 晴天時現在処理能力 | 6,840m³/日 | 下水管布設延長 | 155km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率,②累積欠損金比率,③流動比率経常収支比率は近年上昇傾向にあるものの,依然として100%未満の赤字で,累積欠損金,流動比率の数値からも厳しい経営状況です。当該事業は市街化区域以外で対象人口1万人以下の小規模下水道で,公共下水道事業と同一会計で経理することで経営が成り立っています。④企業債残高対事業規模比率平成28年度は未普及地区に対する建設投資に係る多額の企業債の借入れにより,値が上昇しました。⑤経費回収率,⑥汚水処理原価高資本費対策繰入金の繰入れ等により経費回収率は上昇傾向にあるものの,類似団体に比べ,汚水処理に係る費用が高く,使用料で賄えない状況です。⑦施設利用率,⑧水洗化率まだ普及促進段階にあり,また水洗化率が低迷しているため,類似団体と比べて施設利用率が低くなっています。未接続世帯に対し水洗化の啓発活動を行い,水洗化率の向上に努めます。特定環境保全下水道事業は処理区域内人口密度が低く,また本市の地理的特性により,経営は非常に厳しい状況です。公共下水道事業と一体で収支の均衡を維持していけるよう,経営の効率化に努めます。※H26年度の地方公営企業会計基準の見直しの影響で,数値が大きく変動していることがあります。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率有形固定資産減価償却率は徐々に上昇しており,全国平均,類似団体を若干上回る水準となっています。②管渠老朽化率,③管渠改善率平成5年の供用開始から24年が経過しましたが,法定耐用年数を経過した管渠はありません。将来の更新需要を見据えた上で,中長期的な収支バランスを保持しながら,適切な維持管理や改築更新による資産管理を計画的に実施することが必要です。
全体総括
【戦略的な経営の取組】本市では現在,中長期的な視点に立って策定した,呉市上下水道ビジョン及び前期経営計画に基づき事業を推進しています。下水道事業は,建設投資規模が大きく建設期間も長期に渡るという特殊性があることから,これら計画を着実に実施し,更なる経営の効率化と安定した財源の確保に努めます。1経営効率化の推進施設整備に当たっては,地域に適した最も効率的な方法を検討し,国の補助制度等を活用し計画的に進めます。2安定した財源の確保下水道の接続率を向上させ使用料収入の確保を図るとともに,安定的な事業運営が可能となる下水道使用料の水準について,今後検討します。
経営状況
収支構造
総額5.6億円
総額6.6億円