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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①収益の減少に比べ費用の減少が多かったため、前年度より高くなり、類似団体を上回っている。②欠損金なし。③現金・預金の増加により流動資産が増加したため、前年度より高くなったが、類似団体を下回っている。④企業債現在高が減少したため、前年度より低くなったが、類似団体を上回っている。⑤使用料収入により汚水処理に係る費用を賄えている。使用料収入が増加し、汚水処理費が減少したため、前年度より高くなり、類似団体を上回っている。⑥汚水処理費が減少し、年間有収水量が増加したため、前年度より低くなったが、類似団体を上回っている。⑦処理施設を所有していないため、表示されない。⑧未普及解消事業を継続しているため、処理区域内人口が増加した。処理区域内人口の増加に比べ、水洗化人口の増加が多かったため、前年度より高くなったが、類似団体を下回っている。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について①未普及解消事業を継続しているため償却対象資産の帳簿原価は増加した。供用開始後34年を経過し、減価償却費累計額が増加したため、前年度より高くなり、類似団体を上回っている。②管渠の耐用年数は経過していない。③管渠調査等により判明した不良箇所について更新を行っているが、前年度と横ばいであり、類似団体を下回っている。 |
全体総括公共下水道事業は、供用開始から34年を経過し、管渠の耐用年数には至っていないものの、ポンプ等の機器類の老朽化は進み、今後、維持管理費や下水道施設の更新のための支出は増加する状況にある。経営状況については、類似団体に比べ、経常収支比率、経費回収率は良い数値となっているが、企業債残高対事業規模比率や汚水処理原価は高くなっている。老朽化の状況については、管渠は耐用年数に至っていないため表れていないが、類似団体に比べ有形固定資産減価償却率は高くなっており、老朽化は進んでいる。このような中、令和6年4月と令和7年4月に下水道使用料を改定し経営の安定化を図り、未普及解消や施設の計画的な更新を推進することとしている。 |
出典:
経営比較分析表
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