事業・施設概要
| 都道府県 | 鳥取県 | 経営主体 | 北栄町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 15,614人 |
| 現在給水人口 | 15,547人 | 給水区域面積 | 5,721ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
北栄町の水道事業は、類似団体と比較すると、経営の健全性の指標である「①経常収支比率」「⑤料金回収率」はともに平均値を大きく上回っています。また、「②累積欠損金」も発生しておらず、比較的健全な運営ができていると言えます。しかしながら、経営の効率性をみると「④企業債残高対給水収益比率」が平均値よりかなり高いことがわかります。これは施設整備事業や工事費の財源の多くを企業債に依存してきたものが要因と考えられます。近年は企業債残高の削減に努めており、今後は改善されていく見込みです。また、「⑧有収率」においては、漏水等により料金収入とならない無収・無効水量が総配水量の2割近くにのぼります。大規模な漏水等も考えられ、徹底した漏水調査や計画的な老朽管の更新を行う必要があります。今後は有収率を上げるため、原因の特定や対策を講じ、引き続き「経営の健全性・効率性」の向上を目指すとともに、計画的に適切な維持管理を行いたいと考えます。
老朽化の状況について
北栄町は昭和33年から給水開始しています。布設されている水道管のうち、法定耐用年数40年を経過した水道管の割合は、平成26年度末時点で3.43%と類似団体と比較するとかなり低い数値となっています。管路も計画的に更新していますが、「⑧有収率」より漏水が考えられることから、今後は場所を特定しながらの更新が必要となります。また、耐震性を強化するため、耐震管への更新を進めたいと考えます。
全体総括
現在、経営上に大きな問題はないものの、今後も給水収益が減少傾向で推移するものと見込まれるうえ企業債の償還が高額で続くことなどから、今後の経営状況は依然として厳しいものと考えられます。このことから、今後進めていく施設の更新、整備や耐震化などにおいて、施設利用率、有収率の向上を念頭に置きながら、より適切かつ効率的な計画を検討する必要があると考えます。
経営状況
収支構造
総額2.6億円
総額2.1億円