事業・施設概要
| 都道府県 | 奈良県 | 経営主体 | 上牧町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 17,912人 |
| 現在給水人口 | 17,912人 | 給水区域面積 | 574ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性について、「経常収支比率」は、減少の傾向であるが辛うじて100%を超えており、黒字の状況を維持している。「経常収支比率」の下降については、物価高騰等による支出の増加が主な要因と考えられる。また、「流動比率」、「企業債残高対給水収益比率」は、概ね良好である。しかし、今後は、給水人口の減少やライフスタイルの変化による給水収益の減少、また管路更新工事等による支出増加も想定されるため、更なる業務改善が必要であると考えられる。経営の効率性については、差し当たり大きな問題は見受けられないものの、県営水道より100%受水している状況により、「給水原価」は高い水準を推移している。また、「施設利用率」が類似団体平均値に比べて低くなっている。今後は施設規模、遊休状況を把握し、必要に応じて周辺団体との広域化・共同化等を進めていく必要があると認識している。「有収率」については、ここ5年間で類似団体平均値を上回る水準を保っている状況である。現状の水準を維持するためにも、今後も漏水等の早期発見・対応に努めていきたい。
老朽化の状況について
「有形固定資産減価償却率」は、令和5年度に、若干の改善が見受けられたものの6年度は上昇している。「管路経年化率」は、ここ数年、類似団体平均値より高い値となっており、老朽化が進んでいる状況であるのが分かる。「管路更新率」については類似団体平均値より低くなっている。今後においても、アセットマネジメントに基づいた計画的な管路更新を行うとともに、さらに厳しくなるであろう経営状況を考慮しながら、事業を進めていく必要がある。
全体総括
現状において、経営の健全性・効率性という観点からは、差し当たり大きな問題はないという認識である。しかし、「管路経年化率」は類似団体平均値より高い値となっており、かつ「管路更新率」ついても、類似団体平均値より低いことから、老朽化対策は喫緊の課題である。今後は、国の方針並びに県域水道一体化での中長期的な視点に沿った資産・施設の維持管理について、経営状況に即した対策と投資を行っていく必要があると考える。
経営状況
収支構造
総額4.3億円
総額4.1億円