奈良県宇陀市:宇陀市立病院の経営状況(2023年度)
奈良県宇陀市が所管する病院事業「宇陀市立病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
宇陀市
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収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
宇陀市は東和医療圏の中山間地域に位置し、広大な面積で交通の便が良くない集落が点在している。このような状況のなか、宇陀市民のほか、曽爾村、御杖村、東吉野村等の市外患者を幅広く受入れ、診療所への医師派遣などを通じて宇陀地域の医療を広く担っている。また近年、内科系開業医の閉院が相次ぎ、地域における医療資源が減少しており、二次救急医療機関の機能のほか、プライマリケアとしての機能、そして、令和2年度からは新型コロナウイルス感染症疑似症患者、令和3年度からは新型コロナウイルス感染症確定患者の受入を開始し、地域における感染症対策の役割も担っている。
経営の健全性・効率性について
平成26年10月に地域包括ケア病棟2病棟87床を導入したため、類似団体平均より高い病床利用率となり、令和元年には宇陀市が奈良県立医科大学に寄付講座を設置したことにより、医師が派遣され、更に病床利用率が高くなった。しかしながら、令和2年度からは新型コロナウイルス感染症疑似症患者用病床及び感染対策用休止病床、令和3年度からは新型コロナウイルス感染症確定患者用病床を設けたため、病床利用率が低下した。なお、令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことにより、令和5年10月より3病棟編成から4病棟編成に戻し、病床利用率の改善傾向になっている。
老朽化の状況について
平成25年度に新病院を建築したことにより、平成26年度以降減価償却が計上されるようになった。その後大きな建設事業を行っていないこともあり、有形固定資産減価償却率が近年上昇している。なお、器械備品減価償却率については、令和元年度に電子カルテシステムを導入したことにより、当該年度以降は類似団体平均よりも低くなっている。しかし、その電子カルテ等の減価償却も進み令和5年度では類似団体平均を上回る状況となっている。
全体総括
宇陀市立病院は宇陀地域唯一の公立病院として、地域包括ケアシステムの中核的な役割、プライマリケアとしての役割、救急告示病院としての二次救急の役割、新型コロナウイルス感染症患者への対応といった役割を果たしている。更に、令和元年には宇陀市として奈良県立医科大学への寄付講座の設置を受け、医師の増員が実現した為、通院困難な患者様に対する訪問診療を開始している。また、令和4年1月からへき地医療拠点病院の指定を受け、へき地住民への医療提供やへき地診療所への医師派遣、移動診療車による巡回診療などへき地への医療提供を幅広く担っている。こうした地域の医療需要に応える為にも持続可能な病院経営が課題となっており、収支改善に取り組んでいる。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
宇陀市立病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の宇陀市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。