奈良県御所市：国民宿舎葛城高原ロッジの経営状況（2019年度）

収益的収支比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
当該団体値（％）	100.06	99.84	100.05	100.05	100.0	100.0	100.01	100.0

他会計補助金比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0

定員稼働率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
当該団体値（％）		10.50958904109589	9.389041095890413	10.123287671232877	11.271232876712329	9.8	8.7	8.8

売上高人件費比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
当該団体値（％）	67.74	67.41	71.02	68.8	68.2	73.5	75.37	73.01

売上高ＧＯＰ比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
当該団体値（％）	0.64	0.42	0.66	0.97	0.9	0.9	1.02	1.2

収益等の状況について

収支は黒字で推移しているが、当該施設の老朽化対策や修繕等に充てる財源を確保することは困難な状況である。

施設の資産価値

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
当該団体値（千円）						0.0	0.0	0.0

設備投資見込額

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
当該団体値（千円）						0.0	0.0	0.0

企業債残高対料金収入比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0

資産等の状況について

当該施設は法非適用企業であり、資産の整理は不十分である。老朽化している当該施設を維持するための財源確保が課題である。

利用の状況について

過去の災害による登山道崩落の影響で前年度の葛城山来客者数は減少したが、登山道の修繕を進めた結果、今年度は再び来客者数が増加している。登山道の整備は引き続きの課題であり、今後大規模な整備事業も視野に入れていく必要がある。

全体総括

当該施設は経営難が続いているが、市内の数少ない宿泊施設の一つであり、唯一の多人数宿泊施設である。施設の立地面を見ても、市内で最も集客力のある大和葛城山に位置することから、事業廃止に伴う影響は少なくないものと考えられる。これらの状況を整理し、事業継続について検討していく必要がある。