事業・施設概要
| 都道府県 | 大阪府 | 経営主体 | 高石市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 56,105人 |
| 現在給水人口 | 56,103人 | 給水区域面積 | 1,177ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率については、近年、給水人口の減少や節水機器の普及などに伴い給水収益が減少していること等により前年度より5.46ポイント減少しましたが、類似団体平均値と比較すると高い比率となっています。②累積欠損金比率については、未処分欠損金が発生していないことから、0%を維持しています。③流動比率については、完成が年度末になった工事代金や、統合に伴う退職給付金といった、未払金の増加等による流動負債の一時的な増加に伴い、241.42ポイント減少しました。④企業債残高対給水収益比率については、老朽管更新工事や高石配水場長寿命化工事に伴う企業債の増加により上昇傾向にありますが、類似団体平均値と比較すると低い水準で推移しています。⑤料金回収率については、令和2年度より予算組みを変更したことに伴う経常費用の大幅減少等により、前年度に引き続き類似団体平均値と比較すると高い比率となっています。⑥給水原価については、委託費や人件費等の増加により、前年度に比べ9.55円増加していますが、類似団体平均値と比較すると低い数値となっています。⑦施設利用率については、泉北水道企業団解散により一日配水能力が低下したため、令和4年度に増加しましたが、その後はほぼ横ばいです。⑧有収率については、前年度より微減していますが、老朽管更新工事を進めていることにより5年間ではほぼ横ばいです。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率については、「高石配水場長寿命化計画」に基づき老朽化等の対策を進めているため、前年度比較で1.66ポイント減となり、減少傾向にあります。②管路経年化率については、経済の高度成長期に建設した水道管の老朽化が進み、類似団体平均値との比較においても老朽化が進んでいることが伺えます。老朽管更新計画に基づき平成26年度より工事を進めておりますが、短期スパンでは微増傾向にあります。③管路更新率については、老朽管更新事業を60年周期で計画的に実施しているため、類似団体平均値と比較すると高い水準を維持しています。令和6年度に関しては、前年度と比べて新設の配水管整備事業が減少したため、前年度比較で0.35ポイント増となりました。
全体総括
令和6年度におきましても引き続き黒字を計上しており、安定した経営を維持していますが、今後、給水人口減少による料金収益の減少や、「老朽管更新計画」や「高石配水場長寿命化計画」に基づく施設の老朽化対策や耐震化に向けた改築・更新などによる多額の費用発生が見込まれます。また、「経営戦略」では令和10年度までは健全な経営が維持できることが見込まれておりますが、その先の10年については経営状況は厳しくなる見込みであるため、令和7年4月から大阪広域水道企業団との事業統合を行いました。安全安心な水を安定的に給水できるような体制づくりをめざし、広域化のメリットを享受して経営基盤及び技術基盤の強化に引き続き努めて参ります。
経営状況
収支構造
総額12.6億円
総額11.8億円