施設及び業務概要等
| 基本情報 | |||
|---|---|---|---|
| 都道府県 | 滋賀県 | 経営主体 | 彦根市 |
| 病院名 | 彦根市立病院 | 法適用区分 | 条例全部 |
| 業種名・事業名 | 病院事業 | 病院区分 一般病院、結核病院、精神科病院の別です。 | 一般病院 |
類似区分 一般病院のみ病床数により区分します。結核病院と精神科病院は、病院区分と同じ値が入力されます。 | 400床以上500床未満 | 管理者の情報 管理者を設置している場合に、当該管理者の職歴を記載する項目です。 | 管理者設置 |
経営形態 直営又は指定管理者制度導入の別です。 | 診療科数 標榜している診療科目数です。 | 28科 | |
DPC対象病院 診断群分類別包括評価制度(Diagnosis Procedure Combination)の対象であるかを示します。総務省「経営比較分析表の基本情報」では「DPC対象の有無」と定義されています。 | 特殊診療機能 総務省様式で、実施している項目を示します。 | 人間ドック、人工透析、集中治療室・冠疾患集中治療室、新生児集中治療室・未熟児室、運動機能訓練室、がん(放射線)診療 | |
指定病院の状況 総務省様式で、指定されている項目を示します。 | 救急告示病院、臨床研修病院、がん診療連携拠点病院、感染症指定医療機関、災害拠点病院、地域医療支援病院、病院群輪番制病院 | 人口 当該地方公共団体の当該年度中1月1日現在の住民基本台帳人口です。 | |
| 施設概要 | |||
建物面積 病院施設の延面積です。 | 37,914m² | 不採算地区病院 不採算地区病院該当の有無です。 | 非該当 |
不採算地区中核病院 不採算地区中核病院該当の有無です。 | 第2種該当 | 看護配置 病棟単位で届け出られている入院基本料の施設基準に係る看護配置です。経過措置により新たな届出を要しないものを含みます。 | 7:1 |
許可病床(一般) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、一般病床です。 | 424床 | 許可病床(療養) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、療養病床です。 | 0床 |
許可病床(結核) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、結核病床です。 | 10床 | 許可病床(精神) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、精神病床です。 | 0床 |
許可病床(感染症) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、感染症病床です。 | 4床 | 許可病床(合計) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数の合計です。 | 438床 |
最大使用病床(一般) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における一般病床の最大使用病床数です。 | 389床 | 最大使用病床(療養) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における療養病床の最大使用病床数です。 | 0床 |
最大使用病床(施設全体) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における施設全体の最大使用病床数です。 | 389床 | ||
| 業務概要 | |||
| 入院診療日数 | 366日 | 年延入院患者数 毎日24時現在の在院患者数と、当日の退院患者数を加えた人数の年度合計です。 | 118,570人 |
| 外来診療日数 | 243日 | 年延外来患者数 | 202,433人 |
| 職員数 | 801人 | ||
注:施設・病床・患者数・指定状況は、e-Stat「地方公営企業決算状況調査」の病院別データを基本とした。項目構成と用語の定義は、総務省「経営比較分析表の基本情報」及び「経営指標の概要(病院事業)」に準拠している。点線の下線がある用語を選択すると定義を表示する。
地域において担っている役割
本院は湖東保健医療圏内唯一の急性期医療を担う公立病院、また中核病院であり、高度先進医療や救急医療等の提供のほか、地域医療支援病院や感染症指定医療機関および災害拠点病院等の指定を受けている。当年度は、増加する多様な検査ニーズに応えるためMRI棟を増築し、MR装置(3T)(磁気共鳴画像診断装置)を増設することで2台体制による検査機能の強化を図ったほか、脳血管障害の急性期に対する治療などの救急疾患への対応を図るため、令和6年1月からSCU(脳卒中集中治療室)の開設を行い、圏域内の高度急性期機能の向上にも寄与している。このことから、本院は急性期病院としての役割のみならず、新興感染症等の感染拡大時への対応や地域医療における医療連携の中心的な役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
令和5年度においては、病院経営の根幹である医業収益が、診療単価の増加により対前年度実績よりわずかに改善したが、医業費用の増加率がこれを上回った結果、③修正医業収支比率は1.6ポイント悪化して96.8%となった。入院・外来を合わせた患者数は前年度より減少したものの、⑤⑥患者1人1日当たりの収益が前年度以前から右肩上がりに上昇し続けており、前年度比微増の医業収益を確保したものである。一方、費用において⑧材料費対医業収益比率が高額薬品・診療材料の使用量増加に伴う材料費の増加に伴い1.6%増加した。さらに、医業外収益が新型コロナウイルス感染症対応に係る空床補償等の補助金の大幅な縮減により激減したことにより、純損失は約2億7千万円の赤字を計上する結果となった。よって、①経常収支比率も、同理由により9.4ポイント下降して、98.0%となっている。
医業費用及び医業外費用に対する、医業収益及び医業外収益の割合で、通常の病院活動による収益状況を示します。算出式は「経常収益 ÷ 経常費用 × 100」です。
類似団体内順位31位/ 72団体
病院の本業である医業活動から生じる医業費用に対する医業収益の割合です。公営企業の算出式は「医業収益 ÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位7位/ 72団体
医業費用に対する修正医業収益の割合です。公営企業の算出式は「(入院収益+外来収益+他会計負担金を除くその他医業収益)÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位4位/ 72団体
病院施設が有効に活用されているかを判断する指標です。算出式は「年延入院患者数 ÷ 年延病床数 × 100」です。
類似団体内順位29位/ 72団体
入院患者への診療及び療養に係る収益について、入院患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「入院収益 ÷ 年延入院患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位38位/ 72団体
外来患者への診療及び療養に係る収益について、外来患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「外来収益 ÷ 年延外来患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位29位/ 72団体
医業収益の中で職員給与費が占める割合です。算出式は「職員給与費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位8位/ 72団体
医業収益の中で材料費が占める割合です。算出式は「材料費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位50位/ 72団体
医業収益に対する累積欠損金の状況を示します。公営企業の算出式は「累積欠損金(当年度未処理欠損金)÷ 事業の規模(医業収益)× 100」です。
類似団体内順位68位/ 72団体
老朽化の状況について
現在の建物は平成14年度に完成したもので、①有形固定資産減価償却率から考えると類似病院と比べ比較的新しいと考えられるものの、空調等の設備面で不具合が発生してきており、令和3年度に策定した長寿命化計画に基づき、更新や修繕を進めているところである。医療機器については、ここ数年②器械備品減価償却率が類似病院平均値を上回っていたが、老朽化した医療機器の除却を進めた結果、現状に沿った償却率になったもの。医療機器の更新は安定した医療提供体制を構築するために、今後も老朽化したもの、業務効率の改善を図れるもの等、院内で優先順位を決め、進めていく必要がある。
償却対象となる有形固定資産の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「有形固定資産減価償却累計額 ÷ 償却対象資産の帳簿価格 × 100」です。
類似団体内順位28位/ 72団体
有形固定資産のうち医療器械備品の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「器械備品減価償却累計額 ÷ 器械備品の帳簿原価 × 100」です。
類似団体内順位24位/ 72団体
1床当たりの有形固定資産の保有状況を示します。算出式は「償却対象となる有形固定資産の帳簿原価 ÷ 年度末病床数(合計)× 1,000」です。
類似団体内順位33位/ 72団体
全体総括
本院の延べ入院患者数はコロナ禍以前の水準には回復しておらず、経営計画における当年度目標値を大きく下回る結果となっている。二次救急を担う急性期病院としても、入院診療に繋がる患者を重点的に受け入れるよう、病病連携・病診連携の強化と患者への啓発をさらに促進する必要がある。また、圏域の中核病院として、安全と信頼を備えた高度で良質な医療の提供と持続可能な病院経営を両立していくためには、常勤医師の確保が肝要であることから、医師の働き方改革の推進も大切だと考える。そこで、医師の勤務実態の把握と同時に、業務負荷の平準化に向けた取組である逆紹介の推進による外来診療負担の軽減とタスクシフトを含めたドクターズアシスタント(医師事務作業補助者)の体制拡充を進める。今後は令和5年度に策定した彦根市立病院経営強化プランにおける収支計画の進捗を注視し、健全な経営基盤の確立に努める。
経営状況
収支構造
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書に基づき、総収益を医業収益、医業外収益、特別利益に分け、入院・外来収益、他会計負担金、補助金、長期前受金戻入などの内訳を示しています。
総額134億円
収益区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書と「費用構成表」に基づき、職員給与費、薬品費、その他医療材料費、減価償却費、光熱水費、修繕費、委託料、支払利息などの内訳を示しています。
総額137億円
費用区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
医業損益、医業外損益、経常損益、特別損益、純損益の関係です。各損益は収益から対応する費用を差し引き、利益を正、損失を負で示します。
注記:類似病院平均は同年度・同一類似区分の有効データによる独自集計。
利用状況
職員配置・給与の状況
100床当たり常勤職員数
平均給与月額
注記:用いた表:e-Stat「地方公営企業決算状況調査」表25・66(職種別給与)、表27・67(経営分析)。