事業・施設概要
| 都道府県 | 三重県 | 経営主体 | 亀山市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 49,800人 | 現在処理区域内人口 | 7,130人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 5,944人 | 現在処理区域面積 | 326ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,610m³/日 | 下水管布設延長 | 92km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、使用料や一般会計繰入金等の収益でどの程度の費用を賄えているかを表す指標であり、農業集落排水事業では70%程度となっていて、一般会計からの繰入金に頼ってもなお処理場費等を賄いきれていない状況です。汚水処理費用を使用料でどの程度賄えているかを表す⑤経費回収率も50%に留まっており、コストのかかる処理場費に対して使用料収入が十分確保されていない状況です。汚水処理コストについては、⑥汚水処理原価により表されています。当市農業集落排水の汚水処理に係るコストは、類似団体と比べわずかに低く経営効率は悪いとは言えません。しかしながら継続的に維持管理費を削減し、経営効率を高めることが求められます。一方、接続率については、⑦施設利用率および⑧水洗化率で表されます。いずれも類似団体と比較するとわずかに高い値で推移していますが、接続率の向上に向けて今後も普及促進に努めていく必要があります。
老朽化の状況について
本市農業集落排水事業では、法定耐用年数を超えるような管渠は存在していません。このため、管渠の更新作業は実施されていません。一方処理場については、個別の機械設備等の修繕を必要に応じて実施しています。しかしながら、今後更新時期を迎えるにあたり、老朽化対策は大きな課題となります。費用とのバランスを取りつつ、早い段階から計画的な更新作業を進めていく必要があります。
全体総括
本市農業集落排水事業については、経営状態に改善の余地があります。一方、今後の老朽化対策が課題となることから、更新費用によりさらに経営状態が悪化する可能性があります。こうした状況への対策として、経営の効率化による費用削減や接続率の向上及び使用料見直しの検討による使用料収益の確保、さらには計画的な設備更新の検討および実施を行う必要があります。また、平成26年度に建設事業が完了したことから今後は更新整備と維持管理をバランスよく進めていく必要があり、経営状況の明確化等のためにも企業会計化について検討します。農業集落排水事業としては、これら対策の実施により、経営の健全化に努めていきます。
経営状況
収支構造
総額2.7億円
総額2.6億円