事業・施設概要
| 都道府県 | 三重県 | 経営主体 | 鈴鹿市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 196,919人 | 現在処理区域内人口 | 17,322人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 15,914人 | 現在処理区域面積 | 543ha |
| 晴天時現在処理能力 | 6,550m³/日 | 下水管布設延長 | 212km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は黒字であり,累積欠損金が発生していないため,経営の健全は保たれているが,流動比率は100%を下回っていることから,財政状態の改善が求められる。企業債残高対事業規模比率は,人口減少による使用料の減少により前年度に比べて上昇しているが,施設整備は平成27年度に完了しているため企業債現在高は減少している。汚水処理原価は,前年度に比べて17.91円減少しているが,これは維持管理費の減少によるところが主な要因である。汚水処理原価の減少に伴い,経費回収率は前年度に比べて4.83ポイント増加したが,100%を下回っており,使用料収入だけでは資本費はもとより,維持管理費も賄えない状況であるため,一般会計からの繰入金に依存する経営となっている。施設利用率については,人口減少に伴う汚水処理水量の減少により,前年度に比べて1.91ポイント減少している。水洗化率は,右肩上がりに推移し類似団体平均値を上回っているが,供用地域の特性により人口減少が加速しているため,今後は横ばいとなる見込みである。
老朽化の状況について
農業集落排水事業の供用開始時期は,平成6年4月のため,施設の耐用年数は当面到来しないが,施設内にある機械・電気設備については徐々に耐用年数を迎えており,老朽化による費用の増加が懸念される。
全体総括
農業集落排水事業は平成27年度に施設整備が完了していることと,農村地域の人口減少が市街地と比べて加速していることから,使用料収入は今後更に減少するものと予想される。また,耐用年数を経過した設備の修繕や更新による費用の増加も見込まれるため,ストックマネジメントの導入により,効率的な維持管理を図るとともに,投資の平準化を行う必要がある。今後も,人口減少の加速といった社会情勢の変化に対応するため,経営基盤の強化や投資の合理化を図り,安定した経営を継続できるよう取り組んでいく。
経営状況
収支構造
総額8.8億円
総額8.5億円