事業・施設概要
| 都道府県 | 三重県 | 経営主体 | 鈴鹿市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 198,353人 | 現在処理区域内人口 | 17,539人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 16,098人 | 現在処理区域面積 | 543ha |
| 晴天時現在処理能力 | 6,550m³/日 | 下水管布設延長 | 212km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
農業集落排水事業は,平成6年から一部地域での供用を開始し,18地区全ての施設整備が完了している。経常収支比率は黒字であり,累積欠損金が発生していないため,経営の健全は保たれているが,流動比率は100%を大幅に下回っている状態である。企業債残高対事業規模比率は一般会計が負担する企業債の額の減少により前年度に比べて上昇しているが,施設整備は平成27年度に完了しているため企業債現在高は減少している。汚水処理原価は前年度に比べて低下しているが,これは年間有収水量の増加によるところが主な要因である。年間有収水量の増加に伴い使用料収入が増加したため,経費回収率は前年度に比べて上昇しているが,使用料収入だけでは資本費はもとより,維持管理費も賄えない状況であるため,一般会計からの繰入金に大きく依存する経営となっている。施設利用率については,類似団体平均値と比較すると高くなっている。水洗化率は右肩上がりに推移し,類似団体平均値を上回っているが,数値は100%未満であるため,引き続き未接続世帯の解消に努めていく必要がある。
老朽化の状況について
農業集落排水事業の供用開始時期は,平成6年のため,施設の耐用年数は当面到来しないが,施設内にある機械・電気設備については徐々に耐用年数を迎えており,老朽化による費用の増加が懸念される。
全体総括
農業集落排水事業は整備が完了しているため,使用料収入が今後増加することは見込めず,一方で農村地域であるため市街地より人口減少が進行しており,使用料収入は更に減少していくと予想される。また,今後は耐用年数を経過した機器の更新や,修繕等の維持管理費用の増大が見込まれることから,ストックマネジメントにより維持管理費の平準化を図っていく。今後も,平成30年度策定の上下水道事業経営戦略を経営の規範とし,事業の効率化,経営の健全化を図り,中長期的な視点に立った安定した経営に努めていくが,人口減少等の社会情勢の変化を踏まえ,令和3年度に経営戦略の検証・見直しを実施する予定である。
経営状況
収支構造
総額9.3億円
総額9.0億円