事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 海部南部水道企業団 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 87,204人 |
| 現在給水人口 | 87,204人 | 給水区域面積 | 10,879ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%を超えており、黒字を維持しております。また、⑤料金回収率も100%を超えていることから収益性は良好であり、経常費用が給水収益で賄えていることが分かります。②累積欠損金についても0で推移しております。④企業債残高対給水収益比率が類似団体に比べ低くなっていますが、他に比べ企業債依存度が低いことを示しており、短期的にも長期的にもこのことは経営上の負担が少なくなる要因といえます。一方で、③流動比率が100%を上回っているものの、類似団体に比べやや低いため、企業債等の流動負債に対して現金等の流動資産の割合が小さいともいえるので、今後の更新事業等に伴う企業債等の活用には将来も支払能力を維持するために適切な経営分析を行いながら進めなければなりません。⑧有収率が良好であり給水量が直接給水収益に結びついているにもかかわらず⑥給水原価については類似団体より高い数値で推移していることから、水需要の低下により有収水量及び⑦施設利用率の減少が続き給水収益が伸び難い現状においては、経費削減等の経営改善が必要となります。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率が類似団体と同程度であるのに対し、②管路経年化率が高いことから、法定耐用年数を超えた管路の割合が他団体より多いことが分かります。また、③管路更新率が類似団体と比較して高くなっているものの、経年化が進んでいる現状からは更新ペースの方が遅いといえるので、今後は更新計画の見直しや長寿命化を検討する必要があります。
全体総括
給水人口の減少や節水意識の高まりによって水需要が低迷することに伴い、給水収益の増加を見込めない状況が続く厳しい経営環境になっていますが、一方で管路施設やその他施設の老朽化は進行しており今後更なる負担が増えると予想されます。こうした状況を十分認識し、経常費用を削減することはもちろんですが、ライフライン維持に必要な投資の効率化を図って適正財源を確保することが重要となってきます。これからは現行料金の維持ができるよう更新計画の見直しや施設長寿命化などの経営改善に向けた検討や分析に取り組み平成32年度までに経営戦略の策定をします。
経営状況
収支構造
総額23.3億円
総額20.5億円