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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について【健全性について】平成27年度における①収益的収支比率は、71.79%であり、⑤経費回収率は、67.59%となっています。これは、下水道使用料だけでは汚水処理費を賄えていない状況であることを示しています。収益の不足分は、一般会計からの繰入金により賄われています。⑤経費回収率は、類似団体平均値よりも低くなっています。しかし、①・⑤とも、下水道整備の進捗に伴い上昇傾向にあります。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値とほぼ同程度であり、年々減少しています。これは、料金収入をはじめとした営業収益が増加していることと、起債償還額に対して借入額が少ないためです。【効率性について】⑥汚水処理原価は、平成27年度は類似団体平均値より低くなっており、これまでも安定した数値で推移しています。これは、汚水処理費の増加に対し、有収水量も着実に増加しているためと考えられます。⑧水洗化率は、順調に上昇しており、類似団体平均値よりも高くなっています。これは、接続促進の取組みなどによるものと考えられます。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について本市の公共下水道整備は、昭和48年度から行われており、平成27年度で42年目となります。耐用年数を経過した管渠はまだ無く、②老朽化率は該当が無いため老朽化対策は行っておりません。ただし、耐震化を目的とした管渠の改良工事を平成27年度から始めたため、③管渠改善率が0%から0.03%に上昇しました。しかし、類似団体平均値よりは低くなっています。これは、他団体は老朽化した管渠の修繕を行っているのに対し、安城市はまだ老朽化に伴う修繕の対象となる管渠が無いためです。 |
全体総括今後は、接続促進等による収益の増加やコスト削減による費用の減少を図る必要があります。また、本市は平成31年度に企業会計への移行を予定しており、資産の状況及び経営状態を明確化することにより、今後の経営改善を目指します。 |
出典:
経営比較分析表
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