事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 岡崎市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Ac1 |
| 行政区域内人口 | 381,638人 | 現在処理区域内人口 | 338,189人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 326,111人 | 現在処理区域面積 | 5,767ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 1,871km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率前年度と比較して、0.91ポイント下落した。主な要因は、雨水処理費負担金の減少等による経常収益の減少に加え、減価償却費の増加等による経常費用が大きく増加したためである。引き続き、適正な下水道使用料収入の確保と事業の効率化等を進めていく必要がある。②累積欠損金比率前年度と比較し、1.32ポイント皆増した。維持管理費の増加に加え、営業収益が減少したことにより、累積欠損金が発生した。③流動比率前年度と比較して、4.38ポイント下落した。主な要因は、未払金の減少等により流動負債が減少したものの、現金及び未収金の減少により流動資産が大きく減少したためである。類似団体平均値よりも低い水準となったことからも、支払い能力を高めるため、適正な下水道使用料収入の確保と経費の削減に努める必要がある。④企業債残高対事業規模比率類似団体平均値と比べて高い水準である。汚水整備の概成が間近となっており、水洗化人口の増加による収入増は見込みづらいため、適正な下水道使用料収入の確保及び起債借入方針の見直しの必要がある。⑤経費回収率公費負担により控除している経費を含めた全ての経費を下水道使用料だけでは十分に賄えていないため、類似団体平均値、全国平均値を下回っている。安定した下水道事業を経営するため、適正な下水道使用料収入の確保と経費の削減に努める必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率年度の経過に伴い減価償却累計額が増加するため増加の推移となっている。一方で、本市は平成24年から減価償却費を算出しており、それ以前に耐用年数を超えた資産については減価償却費を計上していないため、類似団体平均値、全国平均値と比較して大幅に低い数値となっている。②管渠老朽化率類似団体平均値、全国平均値と比較して大幅に低い数値となっているが、管渠老朽化率は上昇傾向にあるため、引き続き効率的に改築更新を進めていく必要がある。③管渠改善率昨年度と比較して減少しているが、類似団体平均値、全国平均値と比較しても高い値で推移している。
全体総括
経営の健全性・効率性については、経常収支比率は下落傾向にあり、令和6年度は赤字決算となった。引き続き収益の増加と費用の抑制に努める必要があるが、物価の高騰や施設の更新需要の増加等により、健全な経営を続けることが厳しくなることが見込まれる。令和6年度から令和7年度に開催された、岡崎市水道事業及び下水道事業審議会において適正な下水道使用料のあり方について審議し、令和9年度より下水道使用料の改定が必要である旨の答申を受領した。今後も継続的かつ安定的な下水道事業の経営に取り組む必要がある。また、施設の老朽化への対応については、ストックマネジメント計画に基づき、施設の点検・調査、修繕・改築をより効果的に進めていく。なお、経営戦略については令和7年度に見直し予定である。
経営状況
収支構造
総額90.0億円
総額90.7億円