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収益的収支比率営業収支比率供給原価EBITDA(減価償却前営業利益) |
経営の状況について風車3機中1機が平成27年度の約2/3の期間故障していたため、営業収益、総収益が減少した。また、一般会計への繰出金や保安管理委託料の減により、総費用は前年度を下回ったが、収益の減が大きかったため、営業収支比率及びEBITDAは減少した。このため、今後は大きな収益減の原因となる故障を未然に防ぐよう、定期点検やメンテナンスの強化を実施することが必要となる。 |
設備利用率修繕費比率FIT・FIP収入割合 |
経営のリスクについて設備利用率は平均値を上回っているが、当施設においては例年を下回る状況であった。これは、風車3機中1機が部品の故障により、復旧まで長期間停止していたためである。修繕費については引き続き定期的に点検及びメンテナンスを実施していくとともに、大きな故障を未然に防ぐよう強化していく。なお、現状のまま事業を継続した場合は、FIT適用終了(H36)後、収入が大きく変動することが考えられる。また、企業債の償還は平成30年度までとなっているため、今後、健全な運転・運営を行ない、計画どおりに償還していく。 |
全体総括平成27年度は風車3機中1機が部品の故障により、長期間停止したため、売電収入が減少し経常収支が赤字となった。当該施設は定期的に点検・予備部品の確保を行ない、風車運転の停止期間を最小限に抑えるよう運営してきているが、運転開始から12年目を迎え、予期せぬ故障により平成27年度は1機が長期間停止する状況となった。現状、故障した場合、部品の調達に時間を要し、長期間停止となるため、定期点検やメンテナンスをこれまで以上に強化し、大きな故障を未然に防ぐ必要がある。また、健全な運営を行ない、大規模修繕等にも対応するべく基金への積立を計画的に行なっていく。なお、現在、町では近年の故障状況、耐用年数、FIT適用終了(H36)をふまえ、今後の運営・運転について、あらゆる面から検討しているため、その内容によって経営戦略の策定を検討していく。 |
出典:
経営比較分析表
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