事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 南木曽町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 3,641人 | 現在処理区域内人口 | 601人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 512人 | 現在処理区域面積 | 28ha |
| 晴天時現在処理能力 | 446m³/日 | 下水管布設延長 | 14km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、単年度収支が黒字化を示す130.09%と4年連続で平均値を上回っている。②累積欠損比率は累積欠損金が発生していないことから0%。③流動比率は20.68%、流動負債の内、企業債が85%を占めている状況から、企業債を固定・流動負債の振分けを見直し、収益性と流動資産を高める検討をすすめる。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値を若干下回っており、今後も増加傾向とならない様に更新計画を検討する。⑤経費回収率は、類似団体平均値より若干高い水準にあるが、昨年度より増加している。今後も経費節減とともに適正な料金体制を検討していく。⑥汚水処理原価は、類似団体平均値より高い水準で推移している。施設維持にかかる費用が多い割に経費回収率が向上しないことがあげられる。汚水処理費は必要経費として削減できない費用であるため、改善していくためには定住化対策などを促進し、経費回収率の向上を図っていく必要がある。⑦施設利用率は、類似団体より低い水準で推移している。過疎化が進み人口が減少していることが原因の一因であると考えられる。施設規模に応じた適正な利用を図るためには、定住化促進などの対策による人口の増加が不可欠である。⑧水洗化率は、類似団体を若干上回る水準にあり、さらなる向上のため未接続世帯への周知を図り、100%の水洗化率を目標に事業を進めていく。
老朽化の状況について
蘭地区農業集落排水事業の工事は完結しており、平成12年から供用を開始している。施設が比較的新しいため、これまで管渠の更新を行っていない。また、あららぎ浄化センターにおいては、経年劣化している施設は随時更新を図っている状況にある。今後は、最適整備構想に基づき、施設の長寿命化を図りながらもライフサイクルコストを低減するためストックマネジメントの導入も視野に老朽化対応にあたっていく。
全体総括
当該施設のある地区は、特定環境保全公共下水道と同様にスクラム下水道に参加し、濃縮汚泥を集約し共同処理を行っている。水洗化率はほぼ同水準で推移している。過疎化による人口減少などがあり、経費回収率が伸び悩む中で汚水処理原価が上昇している。今後、施設、管路の老朽化に伴う更新、人材確保が難しい状況の中で、人件費、物価高騰による営業費用の増加に対して今後は公営企業会計方式による財務指標の分析により、事業経営の効率化を図り維持管理費の縮減を目指す。またあわせて使用料の見直しを進める。
経営状況
収支構造
総額7,992.1万円
総額6,143.4万円