事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 飯島町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cd2 |
| 行政区域内人口 | 9,308人 | 現在処理区域内人口 | 5,263人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,179人 | 現在処理区域面積 | 306ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,200m³/日 | 下水管布設延長 | 69km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は昨年に比べ増加していますが、法適化に伴い一般会計からの繰入金を増やしたことや、打切り決算により未払い費用となっているものがあるためです。また、経費回収率及び汚水処理原価は、昨年度と比較し使用料収入はあまり増額となりませんでしたが、維持管理費が増えたため、数値が悪くなりました。使用料収入だけでは維持管理費等を賄うことはできない状況であり、単年度収支赤字体質という経営のため、一般会計からの繰入金に依存せざるを得ない状況となっています。企業債残高がピークを迎えつつあり、維持管理費は増加傾向にあるため、今後も汚水処理費の節減や下水道接続の推進などの対策を実施します。施設利用率は年によって増減があるものの、約50%で推移しています。今後も事業規模は拡大せず、現状の規模のまま農業集落排水の統合を検討していきます。水洗化率は、類似団体と比べ低くなっているものの、年々微増しており、事業開始が遅かった処理区の水洗化により、今後も伸び続けてくるものと思われます。更なる水洗化のためのPRが必要と考えています。
老朽化の状況について
最も古い管渠は、平成6年度に布設されたものであり、標準耐用年数が50年であるため、更新の予定は立てておりません。しかし、近年大雨の際に不明水が流入することから、対策が必要であると考えています。施設は当初の供用から20年が経過し、標準耐用年数を超えた機器が増加してきており、計画的に更新していく必要があります。今後ストックマネジメント計画を策定し、更新を計画的に実施する必要があります。
全体総括
事業全体の運営と今後の見込みについては、昨年度と大きな変化はなく、一般会計からの繰入金依存は続き、独立採算は難しい状況が続いています。今後、老朽化した施設や機器の更新が必要であり、財源の確保が課題です。水洗化率を上げ、使用料収入を増やす必要がありますが、少子高齢化による人口の自然減は避けられず、大きな使用料収入の増加は見込むことができません。将来的には、農業集落排水の統合を検討しており、経営改善を期待しています。まずは、令和2年度からの法適用により、経営の見える化を図ります。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額1.4億円