長野県箕輪町:末端給水事業の経営状況(2014年度)
長野県箕輪町が所管する水道事業「末端給水事業」について、2014年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2014年度)
経営の健全性・効率性について
平成26年度には単年度収支比率を示す経常収支比率が99%から102%に改善しているが、これは会計制度変更に伴い長期前受金戻入を収益計上した影響によるもので、事業実態は単年度収支の数値目標である100%を下回っている。また、流動比率は932%から784%へ著しく悪化している。これは会計制度の変更により従来資本の部に借入資本金として表示されていた「企業債」が、その償還期が1年以内のものは流動負債に、償還期が1年を超えて到来するものは固定負債にそれぞれ記載されることになった影響によるものであり、自己資本比率も同様の要因により悪化している。企業債残高対給水収益比率は26年度実績では類似団体平均値393%に対し、459%であり、類似団体と比較して企業債残高が水道収益に対し高い水準にあるが、類似団体においても企業債の残高は給水収益の概ね4倍相当であり、類似団体と比較して突出して企業債への依存度が高いとまでは言えない。分母となる給水収益の落ち込みが26年度におけるこの指標悪化の主要因である。施設利用率は類似団体に比べて高い数値を保っているが、一方で有収率は低く、給水収益の向上には有収率の改善が必須である。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率及び管路経年化率は26年度末の状況では類似団体平均値と比較すると低い水準にあり、全体としては管路の老巧化度合いは低い水準にあると言えるが、この数値は保有資産全体の単純合計であり、保有資産の中には更新等の必要性の高いものも存在する。また、管路更新率は管路の更新ペースを示す指標であり、前述のとおり管路の老朽化度合いは比較的低いものの、逆に更新ペースは類似団体と比較して低く、更新財源の確保と更新計画の見直しについて検討が必要である。
全体総括
箕輪町水道事業の経営は厳しい状況が続いており、経営健全化の取り組みが必要である。中でも課題は料金回収率の改善であり、平成26年4月の料金改定(平均約15%引下げ)の影響のため平成25年度以降類似団体の平均を下回っている。恒常的に類似団体の実績を上回って高止まりとなっている給水原価の削減に徹底的に取り組んだ上で、料金の見直しについても検討する必要がある。また、有収率の向上も給水収益の改善に極めて重要な要素であることから、漏水等原因の特定と対策に徹底的に取り組む必要がある。将来にわたってサービスの提供が安定的に継続できるよう、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を早期に策定し、経営の基盤強化を図りたい。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2014年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の箕輪町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。