事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 塩尻市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 65,435人 | 現在処理区域内人口 | 3,247人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,016人 | 現在処理区域面積 | 208ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,776m³/日 | 下水管布設延長 | 51km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%以上を維持し、経常損益は黒字となっています。②累積欠損比率は0%で、欠損金は発生していません。③流動比率は100%を超えていませんが、類似団体平均を上回る水準となっています。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均よりも上回っています。企業債残高は毎年度減少しているため、数値は減少しています。令和3年度に農業集落排水施設2箇所の処理場を下水道事業に統合(以下「一部統合」という。)したことにより事業規模が小さくなったため、比率は増加しています。⑤経費回収率は、類似団体平均を上回っています。しかし、数値は100%を下回るため、排水施設使用料の在り方に見合った経営の効率化が必要です。⑥汚水処理原価は、類似団体平均を上回りました。今後、段階的に統合していくため、下水道事業において汚水処理原価に注視しながら、費用の効率化に取り組んでいきます。⑦施設利用率は、類似団体平均を下回り、低い水準となっています。施設の規模の適正化や機能の抑制を検討し、施設利用率の向上に努めます。⑧水洗化率は、令和3年度の一部統合に伴い下降しましたが、類似団体平均を上回り、高い水準を維持しています。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体平均を上回っています。数値は、毎年度上昇し、保有資産の老朽化が進んでいることを示しています。②管渠老朽化率は0%で、法定耐用年数を経過する管渠はありません。③管渠改善率は0%で、更新実績はありません。現在、管渠については老朽化を示す状況ではありませんが、ストックマネジメント計画に基づき、管更生工事等を進めていきます。
全体総括
今後の農業集落排水事業経営にあたっては、水洗化率の大幅な向上が見込めないなか、処理区域内における著しい少子高齢化の進展により人口が減少することから、排水施設使用料は減収となっていくことが予想されます。施設の老朽化に伴う更新投資の増大、被災時の下水道機能の確保や災害防止の取り組みの強化のため、多額の投資が必要となります。処理場の統合を進め、投資と財政のバランスに配慮し、長期的視野に立った効率的で効果的な事業展開を図り、更なる経営改善に取り組むことで、健全で持続可能な事業経営に努めていきます。
経営状況
収支構造
総額2.4億円
総額2.1億円