山梨県峡南医療センター企業団:市川三郷病院の経営状況(2017年度)
山梨県峡南医療センター企業団が所管する病院事業「市川三郷病院」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2017年度)
地域において担っている役割
峡南医療センター企業団は、公立病院として地域医療を守るため、急性期から回復期、在宅医療に至るまで地域全体で切れ目のない必要な医療を提供し、地域完結型医療を目指している。市川三郷病院においては、へき地医療拠点病院の指定を受け、民間医療機関の立地が困難な地域への巡回診療をおこなっている。
経営の健全性・効率性について
●経常収支比率・医業収支比率平成26年度の統合以降、慢性的な医師不足により医業収益が伸び悩み、類似病院平均値を下回る結果となっている。●累積欠損金比率平均値を下回っているものの、企業団発足以降、毎年度赤字決算のため累積欠損金比率は年々上昇しており、解消に向けた経営改善が必要である。●病床利用率許可病床90床のうち40床を休床としているため、平均値と比較すると大きく下回っている。地域の状況にあった病院規模・病床数への移行が課題となっている。●入院患者・外来患者収益血液浄化療法科の単価が高額であることから入院外来共に平均値より高い状況である。しかしながら。診療報酬改定の影響等により収益単価は減少傾向にあり、患者数も減少しているため医師の確保が必須である。●職員給与費対医業収益比率企業団発足当初は、平均値を大きく上回っていたが、施設間の職員異動や退職不補充等により、年々改善されている。●材料費対医業収益比率単価収益と同様の理由で血液浄化療法科等の診療科のため平均値を上回ってしまっている。
老朽化の状況について
有形固定資産及び機械備品共に減価償却率は年々上昇してはいるが、平均値と比較しても低い数値を推移しており健全のように見られる。しかしながら、これは、当企業団が平成26年度に発足し、建物や機械備品等の中古資産を多く引き継いでいるため低い数値となっているに過ぎず、現状は、耐用年数の過ぎた機械器具や施設の老朽化が著しく、医療機器等の固定資産の更新は重要な課題となっている。また、同様の理由で帳簿原価の無い資産を企業団発足時に多く引き継いでいるため、1床当たりの有形固定資産も平均値を大きく下回っている状況である。
全体総括
当面は平成28年度に策定した、峡南医療センター改革プランに沿った経営改善を着実に実行し、経常収支比率や累積欠損金比率の改善に取り組んでいく。また、施設の老朽化が著しいことから、改革プランにもあるとおり、山梨県の地域医療構想に即した回復期機能の病床の新設や規模のダウンサイズを図りながら施設の建替えを検討していく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
市川三郷病院の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の峡南医療センター企業団リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。