事業・施設概要
| 都道府県 | 山梨県 | 経営主体 | 上野原市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D2 | 行政区域内人口 | 24,385人 |
| 現在給水人口 | 5,080人 | 給水区域面積 | 1,470ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
・経営の健全性について収益的収支比率を見ると、ここ数年、概ね100%を推移し、類似団体平均値と比較しても良好な状態である。しかし、料金回収率や収支の内訳等を見ると、約4割が給水収益以外の収入で賄われていることが分かる。このため、適切な水道料金への引き上げや更なる経費の削減等の経営改善を図る必要があると考える。・経営の効率性について施設利用率は、経年の数値を見るとほぼ50%で、最大配水時に59%である。類似団体平均値からは7ポイント低い数値に留まっている。また、利用率から見ると、施設の配水能力の約5割が使用されていない状況が分かる。これは、施設を有休状態にしている訳ではなく、山間地域における人口減少・過疎化に伴い配水量が増えない状況が一つの原因であると考えられる。有収率は、類似団体平均値と比較しても、ほぼ数値が上回り良い状態にある。しかし、経年の数値を比較すると年々数値が下がっており、配水管等の老朽化に伴い漏水等が増加しているものと推測される。よって、計画的に老朽施設の更新を行うことが必要であると考える。
老朽化の状況について
管路更新率は、類似団体平均値の数値と比較して低い数値と成っている。さらに、経年の数値を見ると、計画的な老朽施設の更新ではなく、漏水対応の改修が主なものである。また、本市は、殆どの施設が更新の時期に近づいており、計画的な老朽施設の更新が必要であると考える。
全体総括
簡易水道事業は、約4割が給水収益以外の収入で賄われている事や必要な老朽施設の更新を先送りしている状況である。このことから、更なる経費の削減や適切な水道料金への引き上げ等の経営改善を図る必要があると考える。老朽施設については、中山間地域総合整備事業を利用し、老朽管の更新を図る予定となっている。また、経営の健全性や安定した事業運営を目指し、経営戦略の策定(H30)を計画している。
経営状況
収支構造
総額7,261.8万円
総額6,655.2万円