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富山県砺波広域圏事務組合:用水供給事業の経営状況(2014年度)

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用水供給事業


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経営比較分析表(2014年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

水道事業の料金体系は責任水量制としているため、健全で安定的な経営を行うことができ、創設当初の企業債の償還も順調に進めてきた。しかし、平成25年11月に37年経過する浄水施設は老朽化が進んでおり、平成26年度から浄水施設の更新を進めてきた。この事業については多額の費用がかかるため、企業債を借入れその費用に充てることとしている。このため、企業債残高、減価償却費や支払利息などの費用が増加する見込みであり、一時的に経営が悪化することが想定される。また、施設利用率については類似団体より低い水準となっており、水需要の低下も想定されるため、施設規模について今後の検討課題となる。

有形固定資産減価償却率

管路経年化率

管路更新率

老朽化の状況について

固定資産の老朽化は、類似団体と同様に進んでおり、その更新・修繕費用の増加が見込まれる。浄水施設については、全系列の半分を更新することで、老朽化に対応する。一方、管路の経年化率は低い水準にあるが、管路の大半が当初に布設したものであるとともに、更新については手つかずとなっている。

全体総括

近年は健全経営を行うことができていたが、老朽化施設の更新費用、修繕費用などで経営が悪化することが想定される。浄水施設更新にあたり、一時的な経営悪化は織り込み済みであり、早期に解消する計画であるが、その後も老朽管路の更新が控えている。そのため、効率的かつ計画的な投資が必要と考えられる。

出典: 経営比較分析表,

同類型区分

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