富山県立山町：特定地域生活排水処理の経営状況（2018年度）

収益的収支比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）									100.0
類似団体内平均値（％）									92.82

企業債残高対事業規模比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）									7857.14
類似団体内平均値（％）									355.59

経費回収率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）									40.0
類似団体内平均値（％）									58.19

汚水処理原価

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（円）									397.73
類似団体内平均値（円）									286.07

施設利用率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）									0.0
類似団体内平均値（％）									57.01

水洗化率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）									100.0
類似団体内平均値（％）									69.48

経営の健全性・効率性について

平成30年度より始めた町による浄化槽設置管理事業は、年度後半に設置工事が行われたため、収入及び処理水量の数値に関しては実際の使用期間である数ヶ月間のものを計上している。収益は先述のため１年間のものでない反面、支出に関しては毎年行う必要のある経費を支出しており、経費回収率や汚水処理原価はそのような収益と支出の計上期間差異により類似団体平均を下回った数値にて表記されているが、経営に関しては健全なものと考えられる。

老朽化の状況について

平成30年度開始事業のため、現在の施設は新しいものであるが、今後の施設維持管理費が膨らまないよう努めていく。

全体総括

下水道事業整備にあたり、公共下水道及び農業集落排水による管路接続が難しい箇所に関しては、浄化槽により整備を行っていく予定である。今後事業が進み、設置数が増え、収入も大きくなるにつれ、経費回収率等は数値的にも類似平均の近似値に落ち着き、安定すると思われる。ただし、企業債残高対事業規模比率については、現在のまま事業推進をしても数値があまり変化しないため、今後の整備にあたり浄化槽設置工事費等について見直し、建設改良費を減少させることが重要だと思われる。