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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について綾瀬市では令和2年度から地方公営企業法の一部適用を開始し、公営企業会計となりました。①経常収支比率については124%であり、類似団体平均値を上回りました。②該当ありません。③流動比率については、類似団体平均値を下回っております。これは1年以内(令和5年度)に償還する企業債の金額が大きいためです。なお、今後は企業債償還金の額は減少していく見込みです。④企業債残高対事業規模比率については、類似団体平均値を下回り、減少傾向となっております。⑤経費回収率については、96%と類似団体平均値を上回りましたが、100%に届いていない状況を考慮し、令和5年10月に使用料改定を実施しました。⑥汚水処理原価については、ほぼ類似団体平均値と同様になりました。⑦施設利用率については、ほぼ類似団体平均値と同様になりました。⑧水洗化率については99%を超えており、類似団体平均値を上回りました。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について綾瀬市の公共下水道は供用開始から約36年が経過しており、管きょ・終末処理場共に更新時期が近づいている状況です。そのため、ストックマネジメント計画に基づき、順次、改築・更新を進めております。①②有形固定資産減価償却率及び管渠老朽化率については数値上は低くなっておりますが、徐々に老朽化が進んでいる状況です。③管渠改善率については、令和4年度は0%となりました。ストックマネジメント計画に基づき必要に応じて今後も管渠の更新を実施していきます。 |
全体総括令和4年度の経費回収率は約96%であり、企業会計導入前の80%台と比べると改善されておりますが、100%に届いていない状況です。経費回収率の100%達成に向けて、令和5年10月に使用料の増額改定を実施しましたが、引き続き経費の削減に努めるとともに、下水道使用料の適正化を図ってまいります。また、今後老朽化が進んだ管渠の更新費用が発生する見込です。経営戦略及びストックマネジメント計画に基づき、更新に必要な資金を確保していくことが課題となっております。 |
出典:
経営比較分析表
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