事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 九十九里町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 13,884人 | 現在処理区域内人口 | 2,239人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,879人 | 現在処理区域面積 | 115ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,118m³/日 | 下水管布設延長 | 40km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本町の下水道事業は、令和3年度に地方公営企業法を適用し公営企業会計に移行した。本表は、公営企業会計適用後、4年目決算時の経営比較分析表となる。①経常収支比率はおおむね類似団体の平均並みである。②累積欠損金は生じていない。③流動比率は100%を下回っているが、次年度償還予定の企業債元金額が大きいためであり、次年度予算において償還財源の計上を行っているため、短期的な債務に対する支払能力は確保している。④企業債残高対事業規模比率については、一般会計からの繰入金による控除のため、0%となっている。⑤経費回収率は類似団体平均を上回っているが、汚水処理費増加のため前年より減少した。一般会計からの繰入金に依存するところが大きいため、使用料の見直し等経営改善を図る必要がある。⑥汚水処理原価については、類似団体平均を下回っているものの、今後人口減少に伴い有収水量の低下が懸念される。⑦⑧前年度と比較すると施設利用率は減少、水洗化率は微増となった。人口が減少傾向にあり、今後大幅な増加も見込めないため、地域の実情に合わせスケールダウン等を検討していくことも必要と考えられる。
老朽化の状況について
供用開始より年数が経過しており、機械類の老朽化が進行している。管渠については、現状維持が続いているが、更新計画を作成し老朽化への対策を進めていく必要がある。耐用年数が経過し、更新が必要な時期を迎えている設備が多くなっているため、故障機器の修繕を行うとともに更新計画による予防保全を行っていく必要がある。3処理場中1ヶ所については、令和4年度に大規模改修工事が完了している。
全体総括
本事業は、一般会計からの繰入金によって使用料収入の不足分を補っている。今後は事業開始当初に借入れた企業債の償還が進み、繰入金の大部分を占める元利償還金の額も減ってくるが、一方で人口減少に伴う施設使用料の減少や施設の老朽化に伴う維持費の増加が予想される。施設使用料の値上げについては、近隣自治体の価格水準や動向を見ながら検討し、併せて今後の更新時等に地区の実情に合わせた設備のスペックを検討し、経費の縮減を考える必要がある。
経営状況
収支構造
総額1.5億円
総額1.4億円